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佐々木閑先生・仏教講義「ブッダの生涯 15」より

初転法輪=お釈迦様の一番最初の説法

【中道】
どのような心構えで我々は仏教の道を歩んでいくべきか。
欲望のままに生きている人には近づくな。厳しさこそが修行の本質だと思っている人には近づくな。→ 緩いのもダメだが、厳し過ぎるのもダメ。

具体的には

「八聖(正)道」
八つの生活規範。修行の基本的なやり方。
◆正見(しょうけん)=仏教の教えに沿ったものの見方。
◆正思惟(しょうしゆい)=仏教の教えに沿っているかどうか、合理的に考えよ。
◆正語(しょうご)=正しい言葉を語れ。間違ったことを言っていると、自分自身がその間違いに取り込まれる。
◆正業(しょうごう)=正しく行え。
◆正命(しょうみょう)=生きる術を間違えるな。よこしまな思いを持たずに、きれいな生き方をする。例えば、商売ならば「誠実さ」を。
◆正精進(しょうしょうじん)=正しい努力をせよ。正しい瞑想を行い、釈迦の教えを学ぶこと。
◆正念(しょうねん)=自覚と自制を継続的に行い、心を良い方向に変えていく。
◆正定(しょうじょう)=心を正しく集中する。悟りへ向かう精神集中をせよ。

強さではなく、正しさこそが大切。緩みと厳しさの中間を行け。

*上記は、下記youtube動画をもとに筆者がメモしたものです。受け取り違いなどがある可能性があります。


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