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6941 山一電機 2024/4Q

※本記事は、2024/6/27時点の情報を元に作成しております。


概要

2024年度4Q決算、2024年度有価証券報告書の内容をベース調査、分析。
山一電機は、3事業から構成されるが主事業はTS事業であり、売上比率、営業利益率とも本事業=会社としての業績と考えられるため、本事業に絞って分析。TS事業は本年度スマホ不況のため不調であったが、4Qより回復基調。主要取引先はクアルコムで20%弱。

企業調査

■変化のきざし
・スマホ不況底打ち。
・中期経営計画による企業拡大を25、26年度で計画。これに合わせて3月から工場2つ新規稼働。
・受注残が過去最高益を記憶した2023年度より大きい(2023年度:約82億、今年度末:約107億)。有価証券報告書より。
■パターン
・シクリカル銘柄のド底からのPER先行の上昇からの業績回復。これに今回は、業績成長(恐らく売り上げ増による営業レバレッジからの利益大幅増)のパターンが複合する可能性あり。
■PERの競合比較
・エンプラス(6961)と比較してもほぼ同じ。PERによる明らかな差異はなし。

目標株価

保守的に過去最高益の2023年度と同等のEPS(346.1)に、現在の予想PER13.3から直近1年間の平均PER19.1のレンジで算出。
目標株価:4603円~6610円

※本内容は、あくまでも1個人としての予想になります。投資にはリスクがあり、実際の投資においては自己責任でお願いします。自己責任で行った投資において損失が発生したとしても、こちらでは一切責任は取れませんので予めご了承ください。

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