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できないかも、と不安になる時に見直すこと

「ゴールを設定して、それを達成できるかどうか不安になる場合、どうしたらいいですか?」

というご質問をいただきました。

できないかも・・・
無理かも・・・
できないかもしれない・・・

と感じる時は

自分にはできる!

という自己評価が下がっている状態です。


なので自己評価を上げればOKです。

根拠は要りません。

根拠はどうせ過去の実績などから出てくると思うんです。

でも、過去は理想の未来を作るのに一切関係がないからです。

よく「評価」は結果に対してついてくるものだと勘違いしがちなのですが、本当は「評価に見合った結果が、後からついてくる」なのです。

できると自己評価したから
できる
、わけですね。

と言っても、
これにあまり実感が持てない方や
なかなか受け入れられない気がする方は

このからくりを理解している専門のコーチをつけるのがよいでしょう。


または、どうしても「やったこと(過去)に評価がついてくる」パターンから出られない時期は、

「小さくてもゴールに向かった一歩を日々進めていく」

ことが大事です。


よし、今日も一歩進んだ!

という実感が、ゴール達成に向けての自己評価を上げてくれます。


ところがこの

小さくてもゴールに向かった一歩

というのを「大きな一歩」に設定してしまい

ずっこけてしまうパターンもあります。





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縦向き  横向き

これ、棒ひとつが何かを積み重ねるイメージです。

縦軸がハードルの高さ。
横軸は時間です。

縦向きも横向きも、エネルギーとしては同じなんです。


縦向きの方が目立ちます。

1日でこれだけジャンプするのですから。

他者からも好評価を受けやすいです。

なので、無意識にこれをやりたがる方も多いんです。

横向きは、低いハードルを数日かけてやるということです。

1日のジャンプが低いので目立ちません。

でも、自己評価を確実に積み上げていける上、ラクなのです。

ラクだけど「一定期間」重ねる必要はあるわけです。


「一定期間小さなハードルを進んでいく」

このやり方の方が、臨床例を見ていても

一発どかんと頑張るより

自己評価が上がりやすいと感じています。

この場合、

ハードルが低すぎないよう

そして毎日続けられるよう

設定がポイントになります。


「ゴールを設定して、それを達成できるかどうか不安になる場合、どうしたらいいですか?」

達成はできます。
どうせできるんです。

だから根拠なく「できる」って思い込めばいいわけなのですが、そうもいかんのよねという方は

ゴール達成までの正しくラクな一歩を

日々、積み重ねて行き

他人とは比較せず、

自分のゴールと現在地のみを確認し

じわり、じわり・・・とその差を縮めていけばOKです。





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