見出し画像

成功とは、●●を抱えること

幸運なことに私の人生には、世界的に活躍なさっている超一流の方とのご縁があります。

そういった方々が私に下さった言葉の中で、強く印象に残ったもののひとつがこちら。

成功とは、●●を抱えることと同義である

これは、3人の方から
別々に聞きました。

経験としてこう感じている、というお話でした。


最初にこれを聞いた時はまったく意味がわかりませんでした。

だって、私が思ってきた「成功」のイメージと全然つながらなくて。

かつての私は「成功とは何か?」と聞かれると、反射的に「お金持ち」を連想してました。

その「お金持ち」のイメージは

・大きな家に住んでいる
・家がたくさんある
・高級品を身につけている
・いい車に乗っている
・投資家
・大きな会社の経営者

…みたいな感じでした。

子どもの頃からテレビで見てきたイメージがそうだったので。
そして、漠然と「ああなりたいな」と思ってました。


しかし、なかなかなれない。
なんでだろう?


その答えが

成功とは、●●を抱えることと同義である

だったんです。


●●にあてはまるのって、何だと思います?





「より大きな問題」
「より質の高い問題」

です。

成功とはより大きな、またはより質の高い問題を抱えることと同義である。

成功していけばいくほど、今の自分に抱えられないような「問題」を抱えることになる……という教えなんです。

「表面に見えるところに目が向くものだから仕方ないんだけど、そこに気づいていない人が多いんだよね。でも、本質として成功ってそういうことなんだよ」

…って教えてもらったんですね。


言われてみると、思い当たること、私にも少しありました。

雇われている立場から個人事業主になった時、時間の自由も増えたし、収入も増えました。
が、以前にはなかったトラブルとか悩みも出てきたんです。

望んだ通りに変化していくと(成功していくと)、確かに抱える問題は大きくなってるんですよ。

そして、

ある程度まではなんとかやってこれたけど、それ以上の成功へ進めなくなった時があって、

それははなぜだ?

…という疑問が生まれたんです。

その答えとして

ここからさらに「成功」したいなら、より大きく質の高い問題を抱えることになるけど、その覚悟はありますか?

ということを問われたわけです。


にゃーん、ない〜。

で、器の小ささに「があん」ってなったりもしました。(笑)

したんですけど
器が小さくて何が悪いのだ?!

と、思ったりもしたんです。

うあー、これ以上、大きな問題はけっこうですぅ〜!
というところが自分のサイズ。

無理にそこから大きくする必要もないわけですね。
だから器が小さくてもいいのです。

みんなが同じだと種として弱いと思うし。

私は日本酒は小さなお猪口で飲みたい。
(何の話だ?!)


そして、もしどこかで
やっぱり今より成功したい!
って思ったら、

今の自分では抱えられない
大きい問題
質の高い問題
そういうものを見つけて
取り組めばいいわけです。

だって ”成功とはより大きな質の高い問題を抱えることと同じ” なんですから。

その時には、社会問題に目を向けて取り組むというのが、わかりやすいですよね。

地球から飢餓をなくす。
戦争をなくす。
教育格差をなくす。

これ、一人じゃ無理です。
だから人と繋がる必要があります。
世代の違う人とも。
そのほか諸々、
自分を変えていく必要がある。

その過程はまさに成功者が歩いている道じゃないですかね。

成功者=お金持ち
という、子ども時代に作った概念は
今やほぼ崩れ去っています。

メイドもいない執事もいない
大きな家にも住んでもいない
けれども成功者である。

そんなひとはわりと身近にたくさんいるんじゃないだろうか、と思っています。

stand.fmでお聴きになる方はこちらを。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?