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成功者とお近づきになる方法2

成功者とお近づきになる方法1 の続きです。


 成功者にメールやメッセージをお送りする際は

・読みやすい
  =手短で簡潔で必要な情報が入っている
  =余分な情報はない

・返事がしやすい
  =イエスかノーかそれ以外かで答えられる質問

 この点に気をつけるといいですよ、ということを書いたのですが、その具体例をあげていきますね。

 まずはよくない例からいきます。
 以下は、友人から掲載許可をもらって見せてもらったものです。彼女はすでに交流のある成功者にメールを何通も送りましたが、一度も返事をもらっていません。

 先生、こんにちは。この頃、暑い日々が続きますね。こちらは日々、天気も悪くうんざりの日々です。
 今日は先生に質問がありメールさせていただきました。
 □月□日、東京講習があると聞きました。私も参加したいのですが、◆◆在住のため交通費・宿泊費が別にかかってしまい、経済的にギリギリの生活で正直ものすごく苦しいです。最近バイトを増やしましたが、体が慣れずにきつい毎日です。
(以下、バイト先でしんどい事情を長々と連ねる)
 という状態ですので、図々しいお願いかとは思うのですが、有料で講習を受けることが厳しい状態です。お手伝い枠があると聞いたので、そこに入れてもらえたらものすごく助かるのですが、難しいでしょうか?
 今回受けられなかったら、どれくらいみんなから遅れてしまいますか? どんな無理をしてでも受けるべきでしょうか?
 取り残される恐れも強いです。

 彼女はこれを、お相手がオフラインの時に送っています。
 ので、まず「タイミング」が違うわけですね。

 そして、このメールには「余計な情報」が多いです。
 出だしの挨拶、したい気持ちはわかるのですが「うんざり」な状態をわざわざ伝える必要は全くありません。

 また、現在の自分の状況をあれこれ細かく伝えたい気持ちもわかるのですが、それは相手に聞かれてからでいいのですよね。

 さらに、質問も複数入っており、すぐにぱっと返事ができないものも混ざっているため、回答が後回しにされる可能性が高いのです。(成功者に共通すると思われる習慣:即答できるものから先に返答する)
 そのうちに忘れ去られてしまうことがほとんどです。(成功者に共通すると思われる習慣:やりたいことがいっぱい&人もたくさんやってくるので次々と別の用事ができる。)

 そこで、彼女にもう一度メールをで送り直してもらいました。もちろんお相手がオンラインのタイミングです。
 それがこちらです。

 先生、こんにちは。
 □月□日の東京講習に、経済的事情から、アシスタント枠での参加を熱烈希望しております。アシストでうかがってもよいでしょうか?
 お忙しいところ恐縮ですが、お返事いただけたらうれしいです!よろしくお願い致します。

 今度は師匠から即答で 「いいよ。Oさんに言っとくから彼女に連絡して」と返ってきました。

「先ほどは長いメールをすみません。(気持ちの吐露がこの後に続く)」というのも彼女は書こうとしていたのですが、それも不要です。
 再送すれば「先ほどのメールではダメだと考え直し、態度を改めた」のが伝わるからです。それに、お相手はメールをもらったことを既に忘れている可能性もありますし、そもそも最初の時点で読んでいない可能性もあるのですよね。

 もちろん、お相手の性格的に謝罪をきちんと入れた方がいい場合は入れます。が、それも言い訳や事情などは書かず、

「先ほどは長々と失礼いたしました。改めました!」という出だしの方がシンプルでわかりやすいです。

 読みやすく、返事がしやすいメールを成功者がオンラインのタイミングで送ると返信をいただける率はぐっと上がりますよ。


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