もっと!を望む力〜昨日のコピールーティンを抜け出そう〜
ルーティーンには2種類あります。
・ダメなルーティーン
・いいルーティーン
まあ、ダメもいいも幻想なのだけれど、それを言い出したら何も話が進まないので、幻想だってことはわかった上で話をすすめていきます。^^
ダメなルーティーンは
現状に自分(たち)をとどめるもの
いいルーティーンは
望ましい未来に向かって積まれていくもの
では何が「現状にとどめるもの」なのかと言うと、
・過去のコピー
です。
工夫のない昨日と同じルーティーンをどれほど積み上げても、やっているのは「昨日のコピー」なので、結果も「昨日のコピー」になります。
例えば、これ。(ちなみにイラストは弊社サービスのひとつ「アバンダンスツリーのアチューンメント」から引用 ^^ )
この絵をコピー機にかけ続け、
「なんで、こういう絵にならないんだろう?」
って、聞かれたら、
そりゃ、あなたがコピーしてるのはこれですもん!
このままできあがってきますよ!
・・・って、思いますよね。
この絵のコピーをするんじゃなくて、この絵に金の木を毎日少しずつ書き足していかなければ、理想の状態にはならないわけです。
ルーティンにすべきは「理想に向かった一歩を踏み出すこと」なのですよね。
ところが多くの場合、昨日のコピーを続けていることに気がつかないのです。
なぜなら人間って「現状を維持する」ように基本、できてるんですよ。
私も気づけば、同じ時間に起きて、同じように掃除して、となっていたりします。
この洗面所、どうしたら「昨日よりもっと」きれいになるかな?
この棚、どうしたら「もっと」素敵になるかな?
こんな風に、仕事だけじゃなくて日常のちょっとしたことから、「もっと」を考えることをルーティーンにしたいものです。
そう言えば、うちの子達はベビーサインを教えたので0歳〜1歳前半までサインで会話していました。
言葉が話せないだけで、いろんなことを見て感じて、ちゃんと伝えてくれるものだなと感心したのを覚えています。
彼らがいちはやく覚えたのは「もっと」なんですよ。
人は「もっと」を望むものなのかな。
でも「もっと」を望むことがいけないことみたいに言われることもあります。
「足るを知りなさい」みたいな。
もし足りないことで苦しんでいたら、そのアドバイスはよいものなのかも。
でも、「もっと」もその方向次第。
もっと、素晴らしい社会に。
もっと、美しい地球に。
もっと、多くの存在に。
もっとと望むその向かい先を正しく設定することと
そのために1ミリでも踏み出すこと
わずかでも変化したと自覚すること
これらは心の安定に不可欠かと思いますが、「もっと」と望むことは、豊かさへの最初のステップなので、悪いことでも恥ずべきことでもないんですよね。
もっと!力を発揮して
新しい毎日を生きていくことは愉しいのです。
ほんの、ほんの小さなことでも。
私たちはクリエイティブな生き物。
色々と「ちょっともっと」でいいので、過去コピーをやめて理想につながる創造をしていきませんか?
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