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熱意を持続させるエネルギー源は?

通勤電車でぐったりしてるサラリーマンに問いかけたくなるフレーズ第一位。「失礼ですが、あなたの熱意を持続させるエネルギー源はなんでしょうか?」そんなこと聞いたら、はっ倒される。だけど可能なら教えてほしい。

熱意を向けられる対象は何か?これはすごく大事な問いだと思う。

店長、実はわたし転職活動をしています

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9月1日から新しい会社にお世話になることが決まった。私は現在、登山用品店に勤めていて、9月からは同じ業界の別ブランドで勤務することになる。今までは店長と2人でお店を回してたので、来月から急に私がいなくなると言ったら店長は驚くだろう。だから、この転職の話は店長には内緒で進めていた。7月中旬に面接を受け、翌日には内定をもらった。派遣の今より年収はぐんと下がるが、ホームページ制作の職歴を活かせるポジションをいただけるみたいで、奇跡だった。その流れで8月は引き継ぎをする予定だった。

離れたくないのに転職した理由

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このまま派遣として続けていくこともできたと思う。しかし少しでも自分の成長を感じた一方で、変わらない「派遣社員」という社会的劣勢な印象に憤りも覚えた。どれだけ売り上げをとっても派遣でいる限り、今の努力や業績がなんにもならない気がして、1日でも早く派遣を辞める決断をした。

こうやって仕事内容や人間関係以外の事柄で、退職を決める日が来るとは思わなかった。

辿り着けなかったのか、道の途中なのか

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ほんとは前職の登山用品店で正規雇用されるのが一番だった。だけど、早く雇用形態を変えたかった。だからタイミングよく内定もらえて嬉しかった。

だけど自分で決めたとはいえ、急に私を育ててくれた人達から離れるって決まった時、かなり病んで、毎晩ピーピー泣いてた。

そうやっていろいろ考えて、前職を離れることを躊躇したこともあった。だけど、この業界に居続けさえすれば、またどこかで会えると思っている。なぜなら、我々は山が好きだから。熱意の対象が同じであれば、遠く離れたとしても再会できると思っている。山が好きな限り、この業界から離れることはない。将来また前職に正規雇用されるかもしれないし、また別のブランドに行くかもしれない。それも大きな意味では道の途中なんだと思う。

不安な時こそ「好き」に没頭する

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だから今後、自分が自立してやっていけるか不安になる日が来ても、孤独に苛まれて過去を振り返る日が来ても大丈夫。我々の「好き」が同じなら、縁で結ばれ続けると思う。

それよりも新しい環境でやっていけるように、改めて自分自身の「好き」を見つめなおす。私の好きなお山は、いつだって勇気をくれる。熱意も忍耐も根性も与えてくれる。

だから大丈夫。再会は当たり前に約束されているものだとして、前職に感謝して前に進もう。また素敵な縁が待っているかもしれないのだから。


編集後記

転職を経験した人の中には、既存の環境から自立してやっていけるか不安な方がいるかもしれないと思って、今回はこんなような日記?を書きました。

登山業界と他の小売業界だと少し違うかもしれませんが、同じような境遇の方がいらっしゃいましたら、励ましあっていければと思います。

みなさんで転職活動、頑張っていきましょう!

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