マガジンのカバー画像

note大学『哲学部』あなたの世界にはあなたの色を付けよう

502
『この世界を楽しむ』 「幸せ」も「不幸」も人が作ったもの。 同じ出来事が起こっても、人によって感じ方は違う。 全ては心次第。物事には、表もあるし裏もある。 光もあるし、影もある。…
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

制限がなかったら、欲は存在できない。

先日、 20字小説 という企画を考える機会がありました。 こちらです。 え? 20字で小説? そんなことが可能なの? どうやって? その制限の中でどうする? 何が効果的なの? 等々・・・。 様々なことを考える、機会になりました。 そう。 そうやって、考えることが多かったのは、 制限があるから。 『制限って、大事。』と感じた訳です。 更に、 制限があることによって、 僕たちの欲は成り立っているんだなと。 制限があることによって。 何かがしたい。という欲は表面化

【詩】キミといる幸せ

肌寒い外から 暖かい部屋に入った瞬間の 満たされた感じ キミといる幸せは そんな感覚に似ている ホッとするような 守られているような安心感 一緒にいられればそれでいい それ以上のことは求めない それ以上のものを求め始めると 幸せのかたちが変わってしまう だからそれ以上のものはいらない キミは好きにしていていい 私はキミといたい時だけ キミに寄り添う キミが一緒にいたいって 思ってくれる私でいられるように 私はいつも自分を好きでいたい そんな私でキミに寄り添いたい ©

【ショートストーリー】一番大切なものを抱えて生きている(再掲)

※以前一度投稿したことがある作品ですが、 修正して投稿し直しました。 一番好きな人には怖くて心を打ち明けられず、 二番目に好きな人とつき合った。 本当は陶芸家になりたかったけれど、 それは趣味でいいからと自分に言い聞かせて、 楽な道を選び、花屋でアルバイトをして 生計を立てていた。 それで満足できるような自分ではないと わかるまで、二年と四ヵ月かかった。 花屋を辞めた後、小淵沢の萌黄窯に弟子入りして、 来る日も来る日も土を焼いた。 お客さんが自分の焼いた茶碗や小皿を 喜ん

忘れるという事が価値になる

最近は、AIの技術向上により、 様々なことが出来るようになりました。 何か知りたいことがあったら、 インターネットで調べればわかるし、解決策だって見つけてくれる。 今後も、この速度はどんどん加速していくのでしょう。 だから、それに乗り遅れないように、 最先端の技術を駆使して、誰かの問題を解決していくこと。 それが正解のように思えてくる。 技術を駆使して、沢山の物を生み出す事。それが勝ち組。 出来ない人、乗り遅れた人は、負け組。 勝ち組と負け組の様な、そんな差がある