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これを知らずに生涯美容師は語れない


こんにちは松本です!

今回はですね、美容師正社員とは?
何なのか解説していきます!

現在正社員の方で独立して個人で働いていくか
悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

そんな悩みが少しでも解決できるよう。
今回はなぜ、
親は
保証がしっかりしている所に入りなさい!
というのか。

これを知ってて正社員をしているのか
知らないでしているのかは大きな違いです。

今回はこれをしっかり解説していきます!

正社員とは何なのか、勉強する事はあっても

美容師+正社員は?
っという考え方は
どこのサイトでもあまり詳しくは
説明してませんもんね。
してたとしてもみんなポジショントーク
ポジショントーク(自分に都合のいい言い方の事)

僕はポジショントークせず、しっかり話しますね。

まずは正社員と個人事業主との
大きな違いは年金、保険、ボーナスですかね。

まずは年金。
年金は
個人の場合は国民年金
社員の場合は厚生年金

国民年金は一律16800円。
厚生年金は会社が上乗せして
更に国にあなたの為の年金を納めてくれる。

なので、老後に返ってくる金額が
国民年金を払っている人よりも多い。

20歳から60歳まで国民年金を
納めた人は約9万円毎月貰えるらしい。

同じ期間厚生年金を
納めた人は約14万円貰えるらしい。

9万と14万は確かにかなり違う。

そして保険
保険は
個人の場合は国民健康保険
社員の場合は社会保険

国民保険は自分の年収に応じて
税率が決まり、それを国に納める。

社会保険も基本は同じだが
社会保険はそれだけではなく
特典が沢山ある。

まずは、健康保険。
これは国民保険と同じ。
病院ちょっと安くなるね。

そして、労災保険。
これは労働者が災害にあった時の保険。

あとは、雇用保険。
これは失業した時の保険。
あとは育児休業とかした際に使う保険。

後はボーナス。
ボーナスは年に2回。3回。
通常のサラリーマンなら出るよね。
まぁ、言わなくてもわかるけど
これに関しては美容師には、ありませんw

さて、今回の本題はここからです。
これが美容師にとって、
本当にメリットなのか?
これが知りたいんですよね。

あくまで個人の見解も混じりますが
ポジショントーク無しで
個人事業主との違いを比較していきます。

まずは、年金から。
「これに関しては社員が明らか有利でしょ!」
って言いますよね。
年金に関してはそもそも大切な部分が
そこではないんですよね。

正社員が個人事業主と比べて有利になるのは
<年金が絶対に返ってくる決まりがあるなら>
の、話ですよね。

「え。どゆこと?」ってなりますよね。

年金は返ってくる。そう決めつけてはいけない。
返ってくる保証はされてないし、
個人的には返ってこないと考えて行動している。

なぜ、返ってこないのか?
そこで関係してくるのが少子高齢化だ。

現在の高齢者の施設や薬品のお金は
今の働く僕ら若い世代の年金で担保している。

つまり僕らが高齢者になったときは
今はまだ生まれてない若い世代が
僕らの老後の
施設や薬品のお金を担保してくれる。

しかし、少子高齢化である日本は
今よりも高齢者を支える人数が少ない事になる。

少ないという事は集まるお金も少なくなる。
そうなった時起こりうる可能性は2つ。

1.若者が年金を払わなくなる
2.年金が貰えなくなる

1はなぜ払わなくなるのか?
このまま少子高齢化が進むと
1人の成人が4〜5人の老人を支える時代がくる。
そうなると年金は今の金額では足らなくなる。

16800円だった年金が、
2万とか3万とかになる可能性がある。

さらに、少子高齢化が進み続けるなら
その時代の成人が老後になった時は
更に返ってこない可能性が高くなる。

そんな時あなたなら年金を払うだろうか?
今は年金を納めてなかったら
「非国民だー!」という人が居ますが、
20年、30年40年後はわかりません。

2は1のような事が起こらないように、
そもそもそんな制度を無くすという事。

どちらにせよ、遠い未来ではないと考えてます。

なら、そもそも年金に対して
貰えないと思って、貰えたらラッキー!
くらいに考えた方がいい。

自分の老後は自分で資産形成をすればいい。
20代から積立ニーサを毎月3万円積立て、
年利7%で20歳から40歳まで運用したら
840万円の自分のお金が2800万くらいにはなる。

老後2000万円問題で騒いでる人は
年金を頼り切って、自分のお金を自分で
形成してなかった人達の雄叫びのような物だ。

「2000万円で足りないってどういう事だー!」

俺は資産形成してない年金頼りの人間だー!
という意味になってしまっているのだ。

積み立てニーサをしている人からすれば
40歳の時点で2800万円あるから
特になんて事ない問題という事だ。

つまり個人であろうが社員であろうが
特に年金はどちらでも良くて、
ラッキー度が社員の方が高い。
と考えています。

更に美容師で考えたら60歳まで
そもそも現役で
美容師ができる人なんてそう多くはない。

40歳くらいまではバリバリにやれても
それ以降は消耗戦だ。(言い方悪くて🙇‍♂️)
新規獲得より、単価UPして売上を
伸ばす事しか基本は無い?

体力は衰え、トレンドは進み、失客は
どんなに良いサービスをしても年間5%は
引越しや他界してしまったりする。

そうなった時40代や50代までには
資産を形成するのは美容師にとって
もはや必要事項としか言えない。

次に保険。
ここでは国保と違って社保は
手厚い保険がある。

しかし、
労災保険の詳しくを調べて貰えばわかるが、
美容師なら強く必要なのは傷害保険くらいだ。
お客様の耳切っちゃったとかね。
その他は僕は入らなくてもいいと考えてます。

雇用保険に関しては
考え方によっては個人の方がいいかも。
それは育児休業手当が影響してきます。
個人で有れば産休に対して決まった保証はない。
ですので、基本は社保の方がいいですがね。

そーゆー手当があるフリーランスサロンであれば
正社員じゃなくてもいいのですが、
今のところあんまり聞いた事ない。

これに関しては今自分の課題にしてます。

うちも産休に対しての手当は今のところない。
しかし、ずーっと考えてはいます。

産休後の働き方に
よって対応しようかと考え中です。

もう一つ、
考え方によっては社保の方がいい。
という事の意味を解説すると、

例えばその方が100万円の
指名売上をもっていると仮定する。

社保に、入ってる人なら手取りは大体30万円。

個人で業務委託なら大体48万。(D'ICI参考)

そこから国保とか年金、住民税、
インボイス制度とかも考えたら
多分手取りで41万くらいになるとする。

社員で働いている時より年間で132万くらい
手取りが増えるので、
産休も踏まえて早い段階でお金をチャージ
しておけば産休手当がなくても
ある程度担保できる。という考え方です。

ボーナスに関してはもう説明はいらん。
社員だろうが個人だろうがないw

個人事業主の場合はフリーランスなので
シフトも自由、働き方も自由。

その上でどっちが自分に合っているのかを
考えるべきなのです。

何度も言うようにどちらにも良いところ
改善すべきところはあります。

あくまで大切なのは自分にどっちが合うのか。

個人になればお金を自分で
管理できなきゃいけない。

それがどうしてもしたくないなら正社員
の方が楽でしょうしね。

僕は自分のお金を自分で知らないのは
なんて恐ろしい事なんだろ。
子供ができた時。何が教えられるんだろう?
って考えた時に、お金の管理をする事は
むしろメリットと考えてます。

さて、君は今の自分をチェスの駒だと思って、
今後の一手を、今後の人生を、どう進める?

松本光樹

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