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リモートワークでのコミュニケーション

 Link-Uアドベントカレンダー11日目の記事です。遅くなってしまいすみません。他のメンバーがQiitaに立派な技術ブログを書き上げる中、ぼくは迷走した挙げ句、リモートワークでのコミュニケーションについて書くことにしました。内容がQiita向けではないと思ったので、自分一人だけnoteに投稿します。

 弊社では2月中旬からフルリモートワークが導入されました。それ以前から毎週水曜日がリモートワーク可能な日と設定されていたこともあり、VPNやミーティング等の環境面で大きな影響はなかったと記憶しています。その一方で、コミュニケーションの難しさは今でも少なからず感じています。今回はそのコミュニケーション事例について少し書いてみました。

各プロジェクトのミーティング

 オンラインミーティングにはGoogle Meetを使用しています。実際に話すコミュニケーションはこのミーティングの時間が大半で、現在は週に4時間ほどです。前後で雑談があったり、なかったりします。

ボードゲーム大会

 6月上旬に今年の新入社員の方々にボードゲームアリーナというオンラインサービスで開催していただきました。参加者40名が約5名ずつのグループとなり、Meetで会話しつつボードゲームを行いました。内定者懇親会以来のほぼ初対面という状態でしたが、ボードゲームに熱中しつつ、お互いを知ることができるいい機会になったと思います。

内定者懇親会

 去年はリアル脱出ゲーム&焼肉でしたが、今年はコロナ禍ということで、部署ごと(事業部・技術開発部)にオンラインボードゲーム&オンライン飲み会が開催されました。ボードゲームの招待に参加できなかったり、通信環境が悪くて声が途切れてしまう等のトラブルが起きたものの、入社に向けて理解を深めていただくいい機会になったと思います。

 下記からは有志・個人でのコミュニケーションです。

有志でのMeetで雑談する

 雑談する機会を増やしたい、という意見から隔週の頻度で開催されました。オンラインでの雑談は4人ほどが限界のようで、メンバーが固定されてしまう上、マイクをオフにして一方的に雑談を聞きながら作業するだけの時間もありました。個人的にはそれでも満足でしたが、二ヶ月ほどで開催されなくなりました。

趣味のSlackチャンネル

 趣味に関するニュースのURLに一言を添えるだけ投稿がメインで、気軽にやり取りできました。ただ、即レス等が難しく、3回ほどの浅いやり取りで終わってしまうことが多かったです。

コンフルで週報レポートのようなものを書く

 コンフルとはConfluence(コンフルエンス)の略称で、Atlassianが提供するWebベースの企業向けWikiです。基本的に一方通行で、読まれているかもわかりません。どうしてもメンバーに確認していただきたい場合はSlack等でメンションをつけています。

Meetを繋ぎっぱなしにする

 実装について質問・相談したいときに繋げて、そのまま切らないで作業を続けるということが多かったです。話しながら作業しているときもあれば、無言でキーボードを叩いているときもありました。基本的にカメラをオフ、マイクをオンという状態です。週に1回ほどの頻度で行っていました。気になることがあったときに画面共有等で質問・相談できる状態はとても助かりました。また、程よい緊張感を保てるため、だれてきたときには気分転換の面でもよかったと思います。一方で、離席するときにミュートにする手間等のストレスも少しありました。正直、何度か忘れていたような気がします。基本的にマイクをオンにしているため、それをストレスに感じる方や家庭を持っている方等、人によってはこの方法は難しいように思えます。ぼくは二人のメンバー(全員一人暮らし)としか行いませんでした。

まとめ

 リモートワークという環境下でコミュニケーションの時間が圧倒的に減ったことで、相手にしっかりと状況や意見を伝えることの必要性がより高くなったと思います。オフィスワークでは休憩スペースやランチでの雑談から相手に知ってもらう機会が多くありました。しかし、リモートワークではやり取りできる情報量が少なく、自分が相手の状況を把握することが難しいように、自分の状況を把握してもらうことも難しいです。タスク量は自らで管理してキャパオーバーになりそうであればしっかりと伝える、実装上で困っている点をぼやいてみる等、相手にアピールすることを心がけて損はないように思います。少なからずぼくは助かりました。
 コミュニケーションの質を高める努力はしつつ、そのための手段や機会の模索は続けていきたいと思います。

参考

リモート環境での雑談の工夫 - Konifar's ZATSU
オンラインでボードゲームを遊ぼう! • Board Game Arena
株式会社Link-U


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