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#084 【育児】フランスでは赤子は生後2ヶ月から一人で寝るらしい。(前編)

こんにちは。
一歳になる大福ちゃんを育てているハルです。

めっきり春らしくなってきました。
春の日差しで、大福ちゃんはベビーカーにのっていると、すぐに寝てしまいます。

さて、本日は、数ある「赤ちゃんの睡眠に関する本」のうち、私が第二子を生んだなら、参考にしたい本を紹介したいと思います。
あまりに良書なので、前編、後編と分けて、本の内容紹介と、感想を綴っていきたいと思います。

できれば、産前のお時間に余裕がある時に読んでいただきたい本です。

また、産前で第一子だと、この本のどの辺りが重要なのか、わかりにくいこともあると思うので、以下を併せて読んでいただければと思います。

それでは、本日もよろしくお願いします。

ネントレ本のおすすめ最高傑作

私は、以下の赤ちゃんの睡眠に関する本を産前、産後に読破しました。

ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド (講談社の実用BOOK)
家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド
赤いライトで朝までぐっすり 赤ちゃん寝かしつけの新常識
マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠る

この中で、おすすめ本の1冊目は既に紹介させていただきましたが、今回は、フランス人のネントレ (子育て)方法のこちらの本のご紹介です。



フランス人の赤ちゃんはいつから一人で寝るの?

フランス人の赤ちゃんが自分の部屋で一人で寝るって聞いたことありませんか?

私は子供を産む前から、なんとなくそんな噂は聞いておりましたが、実際子育てをしてみて、ネントレをする前には、

「そんなの、絶対、嘘だね」

と思っていました。すみません・・・。

だって、自分で育ててみてわかる・・・。

無理よ、無理無理!!!

でも、この本では、フランス式では、生後2ヶ月から一人で眠ることができるようになると書いてあります!!!

うちがネントレ を始めたのが生後3ヶ月。

2ヶ月の頃なんて、一人で寝るなんて全く奇跡のような話、ネントレ すらする気になりませんでした。

また、各本によって、ネントレ を始める時期が3ヶ月以上とか、体重が何キロ以上とかありますので、なかなか2ヶ月というのは早いと思いました。


ネントレ への向き合い方

この本が素晴らしいのは、ネントレ への向き合い方として、日本人の持っている、「泣いている赤ちゃんはかわいそう」という固定概念を覆してくれることです。

泣いている=かわいそう

が、日本て、染み付いていると思いませんか?

これって、
本当に捉え方の違いであって、決して、赤ちゃんがかわいそうでない状況も多々あります。

ただ、なんででしょうね。

うちの実母も、産後のお手伝いに来てくれた時には、大福ちゃんが
泣いていると、「あ〜かわいそう、かわいそう」とすぐに抱き上げていたものでした。

私もそれをみている方、なんとなく、泣いているのはかわいそうなんではないか?
可及的速やかに、できることを全て、親の私がしなければならない。と思い込んでました。

これって、子育ての根本で、めっちゃ厄介な考え方だと思います。

この本を読んで、気がついたわけです。

赤ちゃんが泣いているからといって、親の私が全てを投げ打って、抱っこして、求めているであろうことを必死でする必要はないってことです。

フランスでは、赤ちゃんがネントレ で泣いている時間というのは、「人生に必要なことを学んで大人になっていく時間」と捉えています。

そう、慣れるために、勉強している期間なんです。

それを、かわいそう!!といってしまっては、学習の機会を奪い、いつまでたっても、赤ちゃんは成長することができません。

この考え方を念頭においているのと、おかずに乳幼児をそだてるのとでは、全く違うと思います。

この本を読んでほしい1番の理由です!!

赤ちゃんも大人もよく眠ることが重要

フランスでは赤ちゃんも大人もよく眠ることが推奨されているので、別々の部屋で眠ることが大切です。

実験でも、お母さんと赤ちゃんが同じ部屋で寝ていると、お母さんの睡眠は浅くなってしまうという結果がでています。

これ、自分に当てはめると本当にそうですよね。


私も大福ちゃんが少しでも声を出すと目が覚めてしまいます・・・。

赤ちゃんも大人の寝息なんかで起きたりしちゃうので、同じことが言えますね。


フランスは3ヶ月で仕事復帰する人が多い

各国の育休は、日本みたいに長いところはほぼなく、フランスも例外ではなく、3ヶ月くらいで復職する人が多いそうです。

母乳は3ヶ月だけで、完ミの方も多いそうです。

私も、断乳してみて実感しましたが、仕事と授乳の両立は本当に厳しいと思いました。
なせばなるという言葉もありますが、仕事をすることと、おっぱいをあげていることって、なんだか、私の場合ですが、真逆にある感じがしました。

これって、私のなかでの問題かもしれませんが、この仕事と授乳が気分的な乖離なくできるようになれば、少子化問題にも歯止めがかかりそうと思いました。
なんというか、仕事中のトイレで、搾乳機を使うとか、日本人で日本で、どれくらいの方が経験されているんでしょうか。

私は、私がそれをすることに、ものすごく抵抗があります。

そのため、完母の時点で、復職を1歳までにするってことができないなと思いました。これも、私の頭が凝り固まっているせいかもしれませんが。

ちなみにスウェーデンは、授乳大国で、授乳室ではなく、駅ナカ、バスなか、店内、カフェ、あらゆるところで授乳をしているそうです。

なんと・・・・すごいよ。その文化。

そんな文化であれば、職場復帰も怖くないですね。

フランスでは赤ちゃんが泣いてもすぐに抱っこしない


これ、先ほども書きましたが

赤ちゃんが泣いている=赤ちゃんがかわいそう

という思想があると思っています。

この時、日本では、この裏には

赤ちゃんを泣かしている母親=悪い母親

という考えがあるような気がしてなりません。

どうでしょうか?

私の考えすぎですか?


少なくとも、私の実母はそうでしたし、私の中にも長年しみついたこの想いがあるような気がします。
そして、今、子育てしながら、こうした書籍から学ぶことで、かわいそう概念を覆していっているとことです。

今は外で、赤ちゃんが泣いていても、かわいそうと思うことはないです。
お腹減ったのかな?とか、機嫌が悪いのかな?とは思いますし、なんなら、私が抱っこしたいと思ってしまします。笑

この本でいうところの

人間として、学習しているんだ

という考え方。

そして、赤ちゃんが泣いていたら、観察をして、親ができることを見極める。という考え方。それが重要なんだと思いました。


ここまでで、大分長くなりましたので、ここで一旦終了させていただき、後半をご紹介させていただきたいと思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。


あとがき


外は春のような陽気です。

春なんですけどね。

春も、夏も、気持ちが追いつかないまま、一気にきてしまいますよね。

乗り遅れないように、来週あたりお花見にいってきたいと思います。

それでは、みなさん、素敵な1日をお過ごしください。



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