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「ひとつやふたつ」2024年3月7日の日記

・チャンギ空港からスヒポール空港行きの飛行機に乗るまでが3/7だろうか。アムステルダムに着くと現地時間で3/8の早朝だからそこからを3/8としたいが、そうするとチャンギ〜スヒポール間の飛行機のことを日記に書けない。飛行機の中で寝るまでを3/7として、飛行機の中で起きてからを3/8としようかな。
・〜と考えていたけど2便目乗る前の時点でかなり長くなったので、2便目の飛行機内で起きたことは別に区切って書くことにする。


・早起きのプレッシャーに負けたのと、空調の風がスースーすることで3時半頃には起きてしまった。帰国後に取り掛かる予定の依頼のアイデア出しをしてからネカフェを出て、予定より1本早い京浜東北線に乗っている。

・日暮里から乗ったスカイライナーは隣が空席で非常に快適に過ごせた。

・飛行機に乗るのは昨年6月の北海道行き以来だが、国際線に最後に乗ったのは2019年夏に遡る。そのときは海外慣れしている複数の大人に終始完全にガイドされていたので、とりあえず言われるがまま行動すれば事が運んだ。今回は1人なので全然そうもいかない。

・事前チェックインを完全に忘れていたので空港に着いてからパスポートをスキャンしたのだが、何故かうまく読み取れなくて4回目くらいでやっと搭乗券が出てきた。前途多難。実はその前に間違って北ウイングに来てしまい、慌てて南に向かうなどした。時間だけは余裕を持って行動したほうが良いという例です。

・搭乗券発行、荷物預け、手荷物検査、出国審査、すべてが電子的に簡潔に進んでいくのだが、簡潔すぎて「本当にこれで大丈夫なのか?」という不安が拭えない。今回は手荷物もかなり小さくしたので身軽すぎて不安になる。

・全部が全部スムーズに進んでくれるかといったらそんなことはなく、同じ便で修学旅行?の高校生集団にバッティングしてしまい、荷物預けはひどく待たされた。あと搭乗時にも長〜い列ができてしまい、並ぶのも癪なので最後尾が見えるまで椅子に座って待っていた。最後尾が見える頃には搭乗締め切り5分前とかになっていた。コミケだったら「前に詰めてくださーい!隙間があったら後ろから入って構いません!!」って言われるやつだ。


・今日の日記長い〜。まだ搭乗手続きまでしか書いてないのに。全部書くのか?書くか…仕方ない…。
・機内の様子は手書きメモを基に書きます。


・出発時刻(10:00)と到着予定時刻(16:55)を見て、フライトは7時間弱だと思い込んでいたのだが、日本とシンガポールの時差を全く計算に入れていなかった。ところがどっこい実際にシンガポールに到着したのは16:15過ぎだった。離陸したのが10:15少し前だったから、ちょうど7時間程かかったことになる。

・離陸してからしばらく経って、前の席の二人連れが乗務員に祝われていた。「ハネムーン」って言っていた気がする。シンガポール航空にはシャンパンとかケーキを出してくれるサービスがあるらしい。エコノミーなのにすごいな。

・お昼の前に出された豆&おかきの小袋×2。ベジタリアン仕様。一口目は「素材の味…」って感じだったのが、二口目から異変が起きる。辛いのだ。「ピリ辛」とか可愛い呼び方がギリギリそぐわない程度には辛い。でも周りの人はなんか平気そうな顔して食べていたので、私も辛いもの好きを名乗る人間として平気な顔をして食べた。

・お昼の機内食。正午から配られるというから日本時間の正午だと思ったが、シンガポール時間の正午だった。「ヤキニク」と何かが選べたのだけど聞き取れなかったので聞き取れた方を選んだ。

焼肉丼、丸パン、バター、蕎麦、クラッカー、ベビーチーズ、謎の水、謎のコーヒーフレッシュ(+ハーゲンダッツ)
蕎麦にはめんつゆ、刻み海苔、わさびもついている
しかし箸がない。箸無しで蕎麦を食うのはもはや拷問だ。スパゲッティを食べる要領でくるくるして食べたけどめっちゃ恥ずかしい。
焼肉丼の中身

・焼肉丼の肉は成型肉だった。すぐ飽きがくるし、そのくせ無駄に厚みがある。付け合わせのブロッコリーは2日目のシチューからご丁寧に取り出してきたくらいくたくただ。人参も、普段感じる「人参臭さ」とは別のベクトルの食べにくさがある。

・コーヒーフレッシュは結局最後まで何に使うかわからず放置した。

・文句ばっかり言っているけどあったかいご飯を食べさせてもらえるだけありがたいんですよね…。

・ハーゲンダッツを食べ終わる頃、フライトも半分のところに差し掛かっていた。何時と言えばいいのだろう、日本の14時、シンガポールの13時。フィリピンの上空を飛んでいるようだが、窓の外を見てもあるのは海と雲ばかりだ。しかし海が見えるということは晴れているのだな。

・隣に座っていた婦人が体調を崩したりしたけど(さらに隣にいたパートナーに介抱されていた)、私個人のフライトはつつがなく終了した。7時間のフライトで1度もお手洗いにいかなかった。窓側なので。

・飛行機の中ではずっと「どくとるマンボウ航海記」を読んでいた。旅にぴったりの選書だろう。スーツケースには「青春記」も入れてある。
・あと斜め前の人が観ている画面が嫌でも目に入るので、こっそり一緒にズートピアとタイタニックを観た。自分から進んで観ようとは思わない。


・飛行機を出るとムワッとした空気に出迎えられる。さすがにセーターは脱いだが、空港内では長袖Yシャツに薄手の上着という格好でも暑くはなかった。

・チャンギ空港のお手洗いはそこそこきれいで、使い方はほとんど日本と変わらない(婦人用の場合)。トイレットペーパーだけ、ウェットティッシュみたいな取り方をするタイプで、1度に長く取れないのがやや使いづらい程度。手洗い場は自動水栓。石鹸も自動で泡が出てくる。

・チャンギ空港ではライチに似た果物のロンガン(龍眼)入りのお茶と肉骨茶をいただく。

・ロンガンはオモコロブロスで恐山さんと鬼谷さんが食べているのを見てからずっと気になっていたのだ。今日食べたロンガンは果物離れした甘さを感じたので、この記事に出ているシロップ漬け的なやつなのかもしれない。

ロンガン茶(かなり甘い)(ロンガンはかなりうまい)
肉骨茶(無害そうな色なのに辛い)
空港のセブンで買った「菊花茶」(そんな冒険いらない)

・到着&搭乗に使った第3ターミナルには書店が2つあったのだが、どちらも自己啓発本みたいなのばっかり並んでいてがっかりした。せっかくの南国、花や鳥の図鑑のひとつやふたつあったっていいじゃないか。ご丁寧に「ZEN」(禅)コーナーまで存在した。いらんいらん!!!

・せっかくシンガポールに長時間いるしお土産買おうかな、などと考えていたのだが、どれも「うーん…」って感じ(そもそも全部高い!!)だったので見送りました。

・あと第3ターミナルにある「バタフライガーデン」にも行った。無料で入れる。小ぶりな室内庭園の中に蝶がたくさん飛んでいる。今後ある件で蝶を題材にしようと考えているので、生きている蝶がどんな風に動くものか目に焼き付けてきた。余計な情報を入れたくなかったので写真は取っていない。私は蝶の死骸が大の苦手なので、そんなにたくさん飛んでいるんじゃ力尽きたやつがひとつやふたつ落ちているんじゃないかとビクビクしていたが、死の気配は微塵もなかった。

・アムス行き便の搭乗開始を待っていたらトイレの方から防犯ブザーみたいなアラームが聞こえてきて、音が鳴っている方向と自分の防犯ブザーを慌てて交互に見てしまった。結局なんで音が鳴ったのかはわからん。

・1日目にして「道尋ねられ」実績解除しました(この列はアムステルダム行きのやつか?と聞かれた)。

・オランダ行きの飛行機を待つ欧州系の顔の人、みんな楽器を吹いているように見える。


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