日本を元気にしたいー UiPath
先日、週刊BCN+ で 弊社 UiPath の長谷川社長の記事が公開されました。
この記事を読んでいて、入社当初のことが懐かしくなったので、少し回想を兼ねて、共有させてください。
2017年12月に私が入社した当初は、日本法人も30人程度(インターン生入れて40人弱?)。常に UiPath が創業されたルーマニアからのメンバーが日本に来ていました。オフィスは コーワーキングのカフェスペース。
週次の All hands では、会議室に物理的に全員集合して、長谷川さんの熱い思いやビジョンを聞ける機会がありました。
かつては部下1万人の雲の上のような存在だったと聞いているものの、そこから想像されるような威圧感はなく、長谷川さんは、とても気さくでジョークを言うのがお好きです。
2017年当時から長谷川さんが繰り返し社員に伝えていた、UiPath を活用して、「みんなで一緒に日本を元気にしていこう!」という思いや、自動化によって、人間はより人間らしい仕事ができるようになれるというようなお話は、ワクワクする何かがありました。
たかが5年前ですが、当時はグローバルレベルでも決まったプロセスがなく、また日本は日本独自の方式で、各メンバーがそれぞれのやり方で進めている状態で、1人目のセールスオペレーション(顧客対応以外ほぼなんでもやる)として入社した当初、今のビジネスのペースを止めず、プロセスと言われるものを作るにはどうすればよいのだろうと頭を悩ませられました。
とはいえ、実際は、頭を悩ませる暇もないくらい、たくさんの仕事があり、その1つ1つをこなしていくのが精いっぱいで、トイレ行くのも時間がもったいなく、移動はいつも小走りしていました。
日中はゆっくりと集中できる時間が取れないため、集中しなければならない業務は、子供を寝かしつけ、自分もひと眠りした後の夜中にやらざるを得ませんでした。
多忙なのは私だけでなく、みんながみんなとっても忙しく働いていましたが、社内にはいつも前向きなエネルギーが溢れ、周りにはいつもお互いを支え合える仲間がいました。
その中心にいるのが長谷川さんです。とてもご多忙なのにもかかわらず、毎朝5時までに送付するようにといわれ、自動送信設定していた営業関連のレポートについて、何か気になるところがあると、朝7時前には確認のメールが来ていました。
現場レベルの些細な問題についても、すぐに相談に乗ってくれ、解決へ導いてくれていました。今思えば、CEO が対応するようなことではないようなことも、長谷川さんは現場をサポートしてくださっていました。
そして、5年経った今、5年前は想像できなかったくらい、UiPath の中にいると外の世界と時間の進む速度が違うのではないか?というくらい、たくさんのことがありました。
このたくさんのことについて、色々な見解を持つ方がいるでしょう。
ただ、私は個人的に、「すべての物事には理由がある」という思想を信じているので、すべてのことはあるべきして起こったととらえています。
そして、この短期間にこれだけのたくさんの経験する機会がもらえたことは、とてもラッキーだと感じ、感謝しています。
それくらいたくさんのことがあった5年経った今も、長谷川さんの日本を元気にしたいという思いは変わらず、UiPath も同じです。
この5年間、たくさんのユーザーの皆さまやパートナーさまに支えられてきて、また UiPath のファンも日々増えつつあること、とても嬉しく感じていますし、感謝しています。
入社当初、長谷川さんから活動を進めていくように言われていた「女性の働き方改革」についても、今では社内で Gender Uniqueness Taskforce (GUT) として活動ができるようになり、社内メンバーの働きやすさについて多様性や
Belonging (帰属意識)などの観点から GUT メンバーと日々施策を進めています。
実は、私自身、初のワーキングマザー社員として入社し、初の産休育休取得者だったのですが、今では、同じように産休育休を取得し復職されている女性社員の方がかなり多くいますし、男性社員が率先して育休を取得できるような環境になっています。
これからも日本を元気にすべく、自分ができるところを頑張っていきたいと思っています。
長谷川さんのインタビュー記事、ぜひご一読ください。
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