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"中の人"のコミュニティエンゲージメント~私の体験談

この記事は、UiPath アドベントカレンダー 2022の4日目の記事です。


こんにちは、koko です。ビジネスオートメーションプラットフォームを提供している UiPath という外資系IT企業で12月1日で入社5周年を迎えました。

UiPath には、とても活発で素晴らしい、ユーザーコミュニティがあり、私もこの春から参加しています。


テック系のユーザーコミュニティで、テックなバックグラウンドがない ”中の人”でコミュニティマネージャでない人は、どのようにコミュニティにエンゲージすればよいのか?そんな疑問を持った方はいませんか?

まさに私自身がそんな人です。不器用ながらもコミュニティにエンゲージできたこの約10カ月間を振り返ってみます。

UiPath Friends とお付き合いしはじめたきっかけは、以前、下記の note に記させていただきました。

どうやってコミュニティにエンゲージすればいいのだろう?

最初の一歩で楽しさがわかる~私の体験談~

まずは、私がコミュニティにエンゲージするようになったときの体験談を共有させてください。

私がコミュニティに参加するようになったタイミングはちょうど入社4年が過ぎ、ちょうど新しいチャレンジがしたいと部署異動した直後です。

スタートアップ時代の UiPath にセールスオペレーションとして入社した私の業務は、営業チームのバックオフィス系業務全般で本当に色々なことをさせてもらいました。

受発注プロセスの整備
週次のライセンス売上レポートの作成(元データの成型から…)
ライセンス発行(手動発行…今はほぼ自動化済)
ライセンスサーバ―の技術的な仕様の理解&検証
トライアルのマーケティングメールの翻訳
契約書の文言チェックのサポート
Webお問い合わせ窓口対応
ライセンス認証エラーのカスタマーサポート窓口対応
ライセンス関連のナレッジベース記事の作成
ライセンスサーバ―移行プロジェクト
ライセンス体系移行プロジェクト
新ライセンス国内リリースプロジェクト
ライセンス資料のローカライズ
英語版ライセンスポリシーのレビュー
社内ライセンス問い合わせ対応
複雑な案件相談など…

出典:私の記憶より

挙げたらきりがないくらい、多岐に渡る業務を経験させてもらいました。


これらの業務をしていく中で、ライセンス認証エラーのカスタマーサポート窓口対応やライセンス関連の外部コミュニケーション資料を作成するようになってから、ユーザーの方の声を直接聞きたいという思いがますます強くなりました。

また、ユーザーの声を受けて、もっとユーザーが欲しいと思う情報を届けたいと思うようになりました。
その結果、パートナー営業本部への異動が叶い、また同時に UiPath Friends コミュニティ マネージャー(コミュマネ)の 渡辺俊平さんと一緒に業務をする機会に恵まれました。
異動後まだ新しいチームに慣れていない当時、俊平さんから、私の専門としてやってきたライセンスの話をコミュニティ向けにしたらどう?というお誘いがありました。

俊平さんから UiPath Friends というコミュニティの素晴らしさやユーザーがどれだけ楽しくエンゲージして、一緒に学び合っているかという話は耳にタコができるくらい聞いていましたし、体験しないとわからないから参加した方がいいとお誘いを受けていました。

とはいえ、そもそもテックなバックグラウンドがあったわけでもありません。

しかもライセンス認証部分が主な業務だった私は、UiPath Studio のライセンス認証部分ばかり触っていて、肝心の Studio を触りまくっているわけではありませんでした。

Studio 歴は、入社前に必死に頑張った UiPath アカデミーと初心者レベルの簡単な自動化(ライセンスサーバ―のメモ欄に定型文を打ち込む UI操作など)しかやったことがありませんでした。

だから、私のような非エンジニアが技術系のコミュニティに参加するなんてという不安や躊躇がありました。

しかし、結果として、私のような、コミュマネ以外の非エンジニアの”中の人”もコミュニティに参加して楽しめるということがわかりました。


当時、感じていた躊躇の気持ちは、要らぬ心配でした。
何か新しいことにチャレンジしたり、未知の世界に足を踏み入れるのには勇気がいります。

躊躇の気持ちはコミュニティという新しい環境に身を置くことに対する漠然とした不安だったようです。

そして、それが要らぬ心配だったと気がついたのは、やはり最初の一歩を踏み出し、コミュニティに参加してみたからです。

最初の一歩としてやってみたこと

漠然とした不安を払しょくするため、まず私がやったことは、 UiPath Friends について知ることでした。

1)UiPath Friends のコミュニティページを見てみる
どんなコミュニティなのか、どんな活動をしてきたのかがパッとわかります。

2) UiPath Friends の過去のイベントビデオを観てみる
各イベントでは具体的にどんな感じだったかがわかります。

3) Twitter で情報交換の輪に入る
Twitter アカウントを用意しましょう。
コミュニティ参加ユーザーがどんなやりとりをしているのか、情報交換の輪に入れます。
まずは、 UiPath Friends 公式アカウントをフォローしてみましょう。

そして、 #UiPathFriends のハッシュタグで検索してみましょう。

なんか、こなれた風に書きましたが、私は30代後半で Twitter を始めた超初心者で、2022年の春に UiPath Friends のイベントを機に Twitter を使い始めました。

Twitter を本格的に利用するようになった初めての UiPath Friends のイベント↓

使い始めた頃の投稿↓


4) コミュニティマネージャーのコミュニティ関連のブログを見てみる
UiPath Friends の今までの軌跡や総まとめなどがわかります。


最初の一歩で分かった楽しさ

ユーザーの生の声!
率直にユーザーの生の声が聞けたことが嬉しかったのです。その生の声とは、みんな UiPath が大好きだという熱い思いでした。
ライセンス認証エラーのカスタマーサポートなどでは、ユーザーの困った声を聞くことばかりでしたので、全面的に UiPath が大好きという声を聞けたのはとても励みになりました。

情報共有しやすい!
今すぐにでもユーザーに共有したいという情報でも、公式に展開するとなると時間がかかりますが、もくもく会や Twitter でユーザーと直接つながりが持てたことで、Chrome/Edge MV3 移行の影響なども速報的に共有できたのは嬉しかったです。

UiPath Friends もくもく会について↓

実際のもくもく会イベント情報は doorkeeper から専用イベントが作成されます。

フィードバックを直接もらえる!
また、先日 UiPath パートナー向けウェビナーで話をした直後に、 UiPath Friends に参加されているパートナーの方から、すぐにウェビナーの感想をダイレクトメッセージでいただけたのもすっごく新鮮でした。
ウェビナーでは、視聴者の反応が分からないのでいつもドキドキするのですが、開催直後に感想を聞けてドキドキしなくてすみました。

UiPath をキーワードに社外の方々とのつながりが持てる!
さらに社外に UiPath という共通のトピックがある知り合いが増えるのは嬉しい限りです。特にコロナ禍となってから、在宅勤務がメインとなり、同じ会社の人とのつながりも限定的になったりしている中、UiPath Friends を通して、社外の方々とつながりが持てたのは、普段の生活への潤いにもなっています。仕事しての付き合いでなく、個人としての付き合いができるのもコミュニティの醍醐味だと思います。

視野が広くなり、情報に敏感になれた!
Twitter を使い始めたこともありますが、社外の色々な方とのつながりを通して、視野が広くなり、Twitter を通して色々な情報により敏感になりました。
それにより、今まで、業務&育児のみの狭い生活だったのが、より多角的な視点を知ることができるようになった気がします。

私がアンバサダー?

UiPath に在籍していて、4年以上も経って初めてにコミュニティの楽しさを知ったので、他の UiPath の "中の人” たちにもそれを知ってもらいたいなあと思い、社内の Slack にコミュニティ参加の意義や楽しさを社内発信していました。
社内にもきっと私と同じように感じている人がいるのではないかな?
コミュマネではない私の声として届ければ、それが伝わる人もいるかな?という軽い気持ちで定期的に社内発信していました。

すると、半期に一度の社内表彰で、アンバサダー賞を頂くことになりました。

一般的なアンバサダーって、アンバサダーに任命されて、意識的にアンバサ活動をしていくものかと思うのですが、私はそういうことを特に意識したことはなく、活動していたので、驚きしかありませんでした。

また、表彰のときは、同じ賞の前回受賞者が新しい受賞者の名前と受賞コメントを読み上げるフローになっています。
前回受賞者の俊平さんからは、kokoさんと呼ばれた記憶しかなかったので、本名で名前を呼ばれたときは、自分が呼ばれていることに気が付かないくらいでした。

コミュニティ参加は楽しいし、自分の学びを深めるきっかけになっているので、賞を頂いたことは驚きしかありませんでした。
これからもアンバサ活動頑張らなくちゃというプレシャーも一瞬感じましたが…

今まで、何もかも試行錯誤で生きてきたので、今後のコミュニティ活動も試行錯誤しながら、みんなにとって、自分にとって、ベストなコミュニティエンゲージメントを続けられたらと思っています。

こうやって、楽しいコミュニティ活動に参加できるのは、コミュニティに参加されているユーザーの皆さまのおかげです。ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。














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