子連れメキシコ旅行⑨オシャレなカフェからべジャス・アルテス宮殿眺める
2024年7月下旬から8月上旬に約2週間、息子2人と親子3人でメキシコ旅行へ行きました。数か月前のことですが、既に遠い昔のように感じます。
せっかくの思い出を忘れてしまわないように記してみました。
長編になりそうなので、下記にまとめています。
地図とにらめっこした結果、2年前にも行ったべジャス・アルテス宮殿 (Palacio de Bellas Artes ) へ向かうことにしました。
べジャス・アルテス宮殿
メキシコシティの中心部は、歴史的な建造物が多く、ヨーロッパの影響を受けたものがたくさんあります。このべジャス・アルテス宮殿もイタリア人の建築家がデザインし、途中からメキシコ人の建築家が引き継ぐ形で完成したそう。完成してから約90 年。
息子たちと記念撮影しようとセルフィー撮影をトライしましたが、宮殿が全然見えない。。。
ここで、ゲレロ州からやってくる友達を待つことにしたので、べジャス・アルテス宮殿にいるよと連絡すると、宮殿の眺めを楽しめる観光スポットを教えてくれました。
オシャレなカフェ: Finca Don Porfirio カフェテリア
それが、べジャス・アルテス宮殿の前にある SEARS というデパートの8階にあるカフェ、Finca Don Porfirio Cafeteria でした。
かなり有名な観光スポットのようで、並んでいる人たちがいましたが、比較的すぐに店内に入れました。
そして、べジャス・アルテス宮殿が見える席へ案内してくれました。
オシャレ風に写真を撮ったつもりが、宮殿がぼんやりしちゃいました笑
メキシコ定番のコーヒー
一般的にメキシコでいうコーヒーは、薄味、アメリカンが多いです。
日本のコーヒーの味を想定して飲むと、かなり薄くびっくりします。
なので、今回は、カフェデオジャを頼みました。
これは、メキシコで人気な鍋でコーヒー、シナモン、黒糖を煮出したものです。薄いコーヒーにシナモンの香りと黒糖のコクが加わり、メキシコらしい味です。
メキシコで、「よ、江戸っ子!」をなんと言う?
メキシコシティって、日本でいう大都会!東京!というイメージで、メキシコでは、メキシコシティ出身の人を、Chilango (チランゴ)と呼ぶスラングがあります。
これは私の想像の範囲ですが、よ!江戸っ子!というような意味合いで使われることもあれば、都会かぶれ!というような皮肉を込めた意味合いで使われることもあります。
昔は、メキシコシティ出身じゃない人が、メキシコシティ出身の人に、都会っ子!というような感覚で使われていたようですが、今は、この言葉が定着してきたのか、メキシコシティ出身の人も、冗談交じりで、俺、チランゴだよ!と言っている気がします。
ということで、写真映えするメキシコシティのオシャレなカフェで、カフェデオジャを楽しみつつ、べジャス・アルテス宮殿を上から眺めるという、チランゴな経験をさせていただきました!
デパートのいいところ!
デパートのいいところとして、トイレ事情を持ち出すのは情けないですが、メキシコでは公共トイレは基本有料です。
一方で、デパートやショッピングモールにあるトイレは、日本と同じで無料で、比較的きれいです。
ということで、今回も SEARS では、家族みんなで、お手洗いにもお世話になりました。
進化しつづける宮殿!?
ちなみに、このあたりは、湖を埋め立てているため、地盤がとっても緩いようで、この立派なべジャス・アルテス宮殿は、毎年数センチずつ地盤沈下しているそうですので、毎年少しずつ進化し、違った眺めをみせてくれているようです。そういう逸話もメキシコぽいな、クスって笑えます。
友達と合流!
しばらくカフェにいましたが、息子たちが飽きてきたので、外に行くと、近くに本屋さんが!名前は、Gandhi(ガンディー)。メキシコ独特のアート感が溢れる本屋さんです。
さすが、なんでも揃うメキシコシティには、本屋さんがある程度たくさんありますが、ちょっとした町や村には、大した本屋さんはないのが現実。そんな現実を知るたびに、日本って本当に本が好きな国なんだなと思います。
Gandhiで息子がスペイン語版ドラゴンボールの漫画を見つけ、大喜びで立ち読みしていました。
それから、しばらくして、友達から、着いたよ!という連絡があり、やっと合流です!