自他の境界線(バウンダリー)

心理学で、人間が他者や社会と良好な関係を築くためには、要素獲得の順番というものがあるらしい。

◆要素獲得の順番
①ボンディング(繋がり)
②バウンダリー(境界)
③善悪の整理(世の中、白黒つけられることはない)
④権威(法律など)に対する解決

★★★

赤ちゃんを想像すると、わかりやすい。

最初は母親とくっつくことで、安心を得ようとする。(ボンディング)

十分な安心を感じられたら、次は離れようとする。(バウンダリー)

②のバウンダリーにおいて、大切なのは、自他の境界線をハッキリとさせること。

そうすることで、自分の領域に踏み込んできた相手に対して、NOと伝えることができる。

それは相手に対しても同じことで、無意識に他者の領域に踏み込んでしまうこともあるので、そのときに相手にNOと伝えてもらうことで、お互いの適切な距離感を、だんだん学習していく。

つまり、バウンダリー(自他の境界線)を意識することは、自分も他者も大切にすることに繋がるのだ。

★★★

とかく、私のような繊細さん(HSP)は、自他の境界があいまいになりやすい。

だから、"誰か"がやらないといけない不明確な仕事も、"自分が"やった方がいい、やらなきゃいけないと受け取ってしまう。

自分の特性を理解した上で、他者や社会と上手にお付き合いしたいね。

ではまた!

しゅんたろう

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