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最後のひとりになる前に
最後のひとりになる前に
序章:間の空間
私はここでは無いどこかにいた。
唐突にそこにいたけれど
そこにはなんの疑問も浮かばなかったし
そこでの暮らしのなんの感情もなかった
知らないけれど、知っている空間
知らないけれど、知っている人たち
それがその空間での
わたしの認識。
わたしにはそこでの暮らしの記憶はないけれどそこで日々何かをして過ごし、何日かはたち、そこの空間、コミュニティで何かしらの役割があり、コミュニケーションをはかっていたと思われる。
ある時、私はどこからか
その空間へと戻ってきた。
直感的に、いつもより人が減ったと感じ、近くにいた人に話しかけた。
『ようやくあちらで使われたみたいでね。これでようやく終わるわ。』
そう言いながら話しかけた女性は嬉しそうに身支度をしていた。
今生きている私たちにはなんのことだかさっぱり分からないそのセリフも、そこにいるわたしにははっきりと理解出来た。
あちらとこちらとあちら
「あちら」とは今私たちが生きているこの世のこと。
この世で人に贈ったものが喜んで使われた時、この空間での終わりを迎える。
終わりを迎えたらば、別の「あちら」に行く。
別のあちらとは天国のような?魂が帰る場所のようなそんな場所。
役が上がる、天国へ行ける、そんな意味あい。
ここでは無いこの空間は
この世でもあの世でもない
間の空間。
そして最後に唐突に理解したのは
この空間に私は最後の一人になるだろうということ。
改めまして今世です
と、いうことで
改めましてこんばんは☆。.:*・゜
冒頭の物語、めちゃくちゃ世にも奇妙な物語じゃないですか?‼
これは私が見た夢を読みやすく脚色したものです。
(夢って前後整合性がつかなかったりするのでちょい脚色)
初めは変な世にも奇妙な物語みたいな夢見たなーくらいだったんですが考えていくとなかなかメッセージ性が強いなぁと思ってこうしてnoteに書いています。
夢の中の私は、この世でテキトーなものしか贈ってこなかったからあの間の空間で最後のひとりとして居ることになる。
と、直観的に理解したんですね。
夢の中の私は
うわーーーーー(ヾ(≧皿≦;)ノ_))
って思っちゃったわけですが
もし本当にこの夢のような場所が間にあるとしたら、私や、今これを読んでいるあなたもいまは生きているわけでいかようにも誰かに何かを贈ることは出来るわけで。
プレゼントでもいいし
言葉とか絵とか写真とか歌とか料理とかでもいいし
才能というギフトを贈るでもいいし
思いつくものをなんでも
今できるところから何か良きものを贈る。を始めてみようではないか。
って、思ったのでこうしてnoteを書いたのです。
あなたはなにを贈る?
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