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【参考書レビュー】高校 とってもやさしい英文読解

本当に大切なところだけをまとめた1冊!



レベル感

 大学入試基礎

雑感

 「大岩のいちばんはじめの英文法」で有名な大岩先生の英文解釈の本になっています。レベル感は英文解釈の中でも優しいレベルになっています。

 各単元見開きになっており、左が解説のまとめ、右が確認問題を解くスタイルになっている。量も多くなく、薄いのでサクサク進められるので苦手な人には良さそう。単語のレベルも高くないし。解釈の1冊目に良いレベル感です。

 準備編の「基本のおさらい」の箇所が良い。英文解釈とは、1文を正確に訳す練習をすることです。多くの人が、語彙と文法をやれば長文を読めると思っていますが、実際はどうでしょう?読めない文章が出てきますよね。それってなんで読めないのですか?それがここには書いてあります。

 そういえば、TOEICの教材って解釈の参考書かなり少ないですよね。だから、適当に読んじゃって、part7とか伸びない人がかなり多いです。part5も構造を把握する問題が出ますので、そこも落としてしまいます。TOEIC用の教材ではないですが、こういった解釈の本を1冊だけでも挟むと伸びやすくなりますね。

同じような参考書

 同じようなレイアウトになっています。こちらの方が単語のレベルが難しい感じですが、内容のレベル感はあまり変わりません。

こちらは「とってもやさしい英文読解」より内容は絞っています。とにかくSVを発見できるようにするための本です。また問題数が多くなっています。練習量を確保したい場合にオススメです。

一応、レベルが上がった参考書も紹介しておきます。受験全体で考えるとレベルはそこまでですが、「とってもやさしい英文読解」と比べると、こちらの参考書はかなりレベルが高くなります。目次を見てもらえるとわかるように結構難しめの内容も扱っています。

 あと、ドリルではないのですが、1文を読むために大切な考え方が書いてある本でオススメなのはこちらです。簡単めな本の中では結構オススメです。読んでみると大切な感覚がつかめると思いますよ。

接続

まずは、英文法をしっかり学びましょう。同じ著者の大岩先生の文法の参考書がオススメです。

 または、こちらの「とってもやさしい英文法」のどちらかをやりましょう。個人的には、「大岩のいちばんはじめの英文法」で理解し、「とってもやさしい英文法」で復習+定着をするのが良いと思うので、2冊やる方が良いと考えます。

 この2冊が終わってから、「とってもやさしい英文読解」をやるとスムーズに勉強できると思います。上の2つで英文法の基礎を学んで、この本で英文法を使って、1文を訳す練習をする流れになります。

この後は、簡単な長文でSVOCを振って正確に練習するのがオススメだと思います。

 高校入試レベルの文章を扱った参考書で、SVOCを振り正確に読む練習をしてみてください。正直SVOCを振らなくても読めると思うのですが、必ずSVOCを振ってください。しっかり読むとはこういうことかと革命が起きるはずです。

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