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【参考書レビュー】高校 とってもやさしい英文法 3訂版

本当に大切なところだけをまとめた1冊!



レベル感

 中学~高校英語入門

どんな人に向いてる?

 高校英語の入門レベルを固めたい人。

初手で分厚い英文法の問題を出来ない人

雑感

 大岩先生といえば、「大岩のいちばんはじめの英文法」が超絶有名ですが、実は、他にも英文法の参考書を出しています。それがこちらの「高校 とってもやさしい英文法」です。簡単に話しておくと、こちらも良い参考書になります。では、実際、「大岩のいちばんはじめの英文法」とどう違うのか軽く話していきましょう。

大岩のいちばんはじめの英文法との違いは?

 まずは、大きさです。「とってもやさしい英文法」の方が大きいサイズになっています。こちらは確認として書き込む問題があるので、サイズ的には大きい方が勉強しやすいですね。

スタイルが違う。「とってもやさしい英文法」は左に解説、右に問題のレイアウトで見開き2ページで構成されている。イラストや図解も多い。1見開き10分で終わるようになっている。結構すぐ終わるのでやる気が続きそう。

解説はかなりシンプルになっている。

「大岩のいちばんはじめの英文法」に載っていない範囲がある。たとえば、強調構文とか。実は、シンプルなんだけど、内容は「大岩のいちばんはじめの英文法」より網羅している。

大きな違いとしてはこんな感じかな。

大岩のいちばんはじめの英文法とどっちが良いの?

 これは人によって、さまざまですが、個人的には両方使うとかなり効果的だと思います。

「大岩のいちばんはじめの英文法」は大きな単位の単元でチェック問題がついていますが、「とってもやさしい英文法」は70テーマごとに問題がついています。つまり、「大岩のいちばんはじめの英文法」よりかなり細かく確認問題ができるという点でかなり優れています。問題数は少ないのですが。

ただ、解説はシンプルですので、「大岩のいちばんはじめの英文法」で理解し、「とってもやさしい英文法」で確認、定着するのが良い流れと思います。普通にやれば1ヵ月以内に終わると思います。

流れ

まずは、「大岩のいちばんはじめの英文法」で理解し、「とってもやさしい英文法」で確認、定着させます。これで十分な人もいますが、問題数が少ないので、演習用として、こちらも追加でやると良いでしょう。

 かなりの問題数を稼ぐことができます。

同じような参考書

同じような参考書ではあるが、レベルが違う。

こちらは完全にドリルだね。解説も少しはあるけど。

次にする参考書

終わったら、同じシリーズの英文読解をやると良いと思います。こちらは簡単にいうと、文法を使って訳す練習をするものになります。読むことに特化して英文法を違う側面から学び直すものになります。たとえば、進行形、動名詞、現在分詞、分詞構文…すべて違う単元で習っていましたが、実は「Ving」なのは共通しています。共通しているということは、区別する必要があるのです。どうやって区別するのでしょう?このような視点でもう1度英文法を見ていくのが、いわゆる英文解釈の1つです。

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