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【参考書レビュー】ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本 / 世界一簡単な英語の大百科事典

今度こそ大丈夫



雑感

 大好きな本の1つ。ねこちゃんかわいい。

 英語の大切な部分を残したら、こんな感じという本。英語の構造を簡単にして感覚で読み取れるようになる。イラストが適宜載ってあるので、感覚にしやすい。ねこがぽいっと投げられていてかわいい。アマゾンのレビューはかなり多いので本当に人気の本です。

 英語を教えるときに大事なのは、この本に書いてある感覚をどう相手の中に作ってあげるかなんだろうなと思う。改めて読んでも書いてある内容のチョイス(英語の大事な要旨)がすごくいいなぁと思ってしまう。第6章の区切りが章として扱っているのがすごいと思うね。

 英語を簡単にしました系の本って読んでみると意外に難しい。それに比べてこの本はビックリするくらい英語を簡単にしている。ここまでするからこそ、価値がありますね。

 最初の部分(準備運動)の部分は本当に参考になるので読んでほしい。他の部分ももちろんすごい。この本を読んで理解できた人は英語の入門を卒業したといっても過言ではないと思う。

使い方

 もちろん、これ1冊で英語がなんとかなるものではないので注意。

 また、この本がなんか難しい場合は、中学生が使う参考書も並行して読むと良いかも。自分が思っているより簡単なものから始めよう。挫折しないようにね。

  この本をすることは英語のなんとなくの構造と考え方を学ぶことです。その後は、単語を覚えて、中学生が使う英語の本で細かいことを少しずつ覚えていけばよい。単語はある程度は単語帳で覚えたほうが効率が良いので、中学生用の単語帳や英検用の単語帳を使うと良い。

 この後は、品詞、文型、句と節、前置詞の理解をきちんとすると良いですね。この本はこの部分をおもいっきり簡単にした本なので、それをきちんと理解した方が今後に役に立ちます。

 

 プラスでこの語順トレーニングで英語の並べ方の感覚を養うとなお良しです。たくさん練習ができます。ビッグ・ファット・キャットの本で区切りが大切ってありましたね。この語順トレーニングをやると区切りが見つけやすくなります。

 最後にあるお話は結構難しいのでなんとなく理解できたらいいです。文法の勉強をしていってたまに読み返してっみてください。すると自分が進化しているんだなとわかります。指標として使えますね。

  ビッグ・ファット・キャットはシリーズ化されていて、お話がたくさんあります。気に入ったなら、読んでみるのもいいかもしれません。

また、簡単な話をもっと読みたい人は、こちらがオススメです。

姉妹本

 姉妹本として、このような本もあります。人によってはこちらの方がわかりやすいかもしれません。こちらは内容としては時制や助動詞などについてプラスされた本になっています。2冊読むと相乗効果でよく理解できると思います。最後には基本動詞の使い方が載っていて、そこも参考になると思います。


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