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私が骨格ボディメイクをやる理由

私は幼稚園児の頃から自分のことを
「周りの子たちより劣っている」 と強く思っていました。 
それは他の子たちより頭1つ分は大きい身長のことであったり、癖っ毛の髪の毛のことなどの容姿に対するコンプレックスもあったし、 喘息持ちで走りも遅く運動神経が鈍いことで自分の価値が低い、 と思い込んで生きていました。

だから いつの間にか私の心にあったのは
「私は見た目もブサイクで鈍臭いから  人一倍 頑張らないと、努力しないと」 ということでした。
その自分に対する 思い込みで 小学生の時は何を頑張ればいいのか答えが分からず どう行動していいのか分からなかったんだけど、 中学生の頃には

「私が頑張って 人並みになれるのは勉強のことくらいしかない」とお勉強を頑張り、 その頑張るモードは大学受験まで続くんだけど、 ある程度の偏差値の大学に行けても 自分の自己肯定感は上がることはありませんでした。 

大学卒業の頃は就職超氷河期の時代で 何社 就職試験を受けても就職が決まらず 落ち込んでいるところに 父親から 当時頑張っていたバイトのことまで否定され、 私って そんなに劣っているんやな、 という思いになるような言葉をかけられて ますます 自己肯定感は全く持てなくなっていました。

結局 父のコネで入った就職先で9時から17時までの事務職の仕事をしながら社会保険労務士という、国家資格を目指し、3年かけてなんとか 合格したけど、 結局は資格を活かした仕事に転職することなく、 仕事先の経営が危機的状況になるまで 17年 働いていました。

事務職の仕事をしている時に出会ったのが、 アシュタンガヨガでした。   20代の時に母を亡くし、

心の健康って何なん?
体が どんだけ健康でも、心を病んだら 人は死ぬんや、、   て思っていた時に出会ったのが、

アシュタンガヨガ。。

体を健康にしたい
心も健康にしたい

という想いで  週6日の早朝 2時間超の練習にストイックに打ち込むようになりました。


私は 鈍臭いから 人1倍努力しないと
頑張らないと

その自分に対する思い込みは ヨガの時代も消えなくて   無理やりポーズをやって 腰が壊れてしまっても、 練習を続け、   そして 練習を始めて3年目には インドにまで 行って  アシュタンガヨガの源流の場所で 学びたい、 と、 毎年のようにインドに通っていました。

事務職の時には毎朝4時に、 事務職を辞めて アシュタンガヨガの指導者になってから 毎朝 3時過ぎには起きて 2時間超の練習をする日々でした。

だけど、 練習を始めて 13年経った頃、   未だに いくら練習しても ポーズは思うように上達しない、  絶えず 体のどこかが痛い、、  

そして、 もう 7回とか、インドのお家元のもとに練習に行き続けても いまだ 正式認定指導者のお免状もいただけないまま、、(たいていの人は 3回から5回くらい 一回の滞在は1ヶ月から2ヶ月の回数で お免状をいただいている様子でした)

私って やっぱ 劣ってるから、 先生は 認めてくれないんだよね。。
て また、 自分を卑下して落ち込んでいました。。

そんな状況で、 骨格の世界に飛び込んだ当時は なんとか、練習に生かしたい、 て入ったつもりだったけど、   実は   自分への自己肯定感があまりにも 下がり過ぎてて、

心が 実はしんどくて、    
骨格なら なんか 変わるかも?

と直感していたからかもしれません。

スクールに入った当時は  

ボディメイク、 て言葉が 小っ恥ずかしくて、
ほんまに 骨格なんて 変わるんやったら 苦労せんわ!  

て実は 信じてなかったのです。


だけど、    先輩セラピストさんのセッションを受け続けていると、 本当に私の体は変わっていったし、  骨格ボディメイクのセッションを提供しているクライアント様達のお身体も 変わっていきました。  

そして、 始めは 分からなかった 体の感覚の変化もどんどん 起きて、  セッション受けるだけで、 こんなに感覚が変わるんや、 て 驚きから  しだいに 骨格メソッドのことを 信じられるようになっていきました。

自分の体が  あんなに、 毎朝3時起きで 2時間とか 頑張っていた頃よりも 変わってきて   顔が小さくなったり、   脚が長くなったり、 ビックリするような容姿の変化が起きてきて


今までの40数年、  ずーっと

人より3倍は努力しないと報われない

どころか、 私の努力って 報われないのかな?

て思ってた所に    

こんなことで 変わるん??

て事実が起こり、 私の心は ほどけていきました。

私は 劣ってるから 人より 何倍も努力しないと、、

て自分への呪いが解けていったのです。


骨格ボディメイクって  その人本来の骨格に戻っていきます。

その人本来の骨格は 今の姿よりも 脚は長いとか、   顔は小さいとか、  彫りが深いとか、 それは人それぞれなんだけど、   今の姿よりは 自分のことを好きになれる姿になります。

それに 呼吸が深くなったり、 良く眠れるようになったり、 日常生活がラクになったりします。

私は 自分の容姿や  日常生活の快適さって  
自分が必死に努力して歯を食い縛って頑張って 得るもの、 て思って生きてきました。

だから、 思うような結果が得られないなら それは 自分の至らなさ、 努力不足で、 私が悪いんや、 て自分を責めたりしていました。


だから   何をしても、   難関資格を取ることをしても、  ヨガの練習を頑張っても、  いつも 自分のことを認めてあげられない、 オッケーだせない、 自分を責める、、    て生き方をしてました。

だけど、 骨格の世界は    
本来の私の骨格に戻ると、
案外、 私って スタイル良いやん?
とか、

めっちゃ頑張らなくても 私は私で 大丈夫やん

て自分にオッケー出せるようになってきたのです。

骨格という、カラダの構造が変わってきた体験により ココロも変わってきて

“私は劣ってる、 だから人の何倍も努力しないと”

ていう、 自分への呪いは 実は よくよく 紐解いていくと、 それは幼い時に 父や母に 知らないうちに 入れられていた 考えやった、 ということにも 最近気づいてきました。

そんな言葉を直接 言われた記憶はないのだけれど、  そんな 自分への初期設定があって、 だから  なんとか それを覆そうと 頑張るのが当たり前の40数年でした。

そんなことにも 気づけたのは、 やはり 骨格ボディメイク、
というメソッドで 実際に 私の体が変わってきたから。

今まで 15年余り練習し、教えてきたアシュタンガヨガの世界では 毎日の練習を積み重ねるから 、 その努力と忍耐ありき、
で、 カラダとココロは 変わる、 て感じでしたが、 逆に 毎日頑張ってないと不安、 毎日練習してない私だから ダメなんや、、   て また再び 自分に呪いをかけてしまっていました。


だけど、   毎日頑張らなくても 大丈夫

骨格変えるって 本来の私に戻るんや、 本来の私って 素敵なんや、  て自然に思えるようになれてきたから 私の心は 呪いが解けて ラクになれたんです。

これからの人生は 今までの 人生の歩き方より もっと軽やかに楽しく歩いていけそう。

て、 心から 今の私は 思えているから 骨格ボディメイクをやっています。



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