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少しマニアックな国会クイズを解いて、国会通になりませんか?

 参議院議員の石田昌宏です。2022年のいま、参議院の議院運営委員会の理事と参議院自民党の国会対策委員会の副委員長を務めています。

 国会は、憲法・国会法等の法律に基づいて運営されています。しかし法令だけではカバーしきれない細かな、稀な意見の食い違いが起きたときの対応については、先人たちの様々な知恵や経験を活かしながら運営されています。先例といいます。

 法令と先例を駆使し、事の本質やお互いの考えを理解し、様々な調整をやりきることで一歩一歩前に進んでいく、それが国会の動きです。

 議院運営委員会(略称:議運)は衆議院・参議院それぞれに置かれている機関で、法案の審議を委員会に振りわけ、その委員会で審議がおわれば本会議で院としての議決をすることを担当する枢要な委員会です。同時に院組織や国会図書館等の運営も担います。

 議運は「国会の赤十字」ともいわれています。国会運営を巡って与野党が激突し膠着状態に陥っても、 議運だけは門戸を閉ざさず事態打開の場として機能を求められます。理事達は議論を戦わせつつもぎりぎりの調整に汗を流すことを使命としています。

 一方、国会対策委員会(略称:国対)は政党に置かれている機関です。他党の委員と緊密に、非公式に連絡を取り合い、お互いの考えを探りながら調整をします。また国会運営にミスが無いように、自党の議員たちに対する国会活動の司令塔の役割も果たします。

 国対政治だと批判的に言われることもありますが、法律を作っていくプロセスで、お互いの考えをすり合わせてより良い成果を出すためには、本音の活動も必要だと思います。 
 このような、先人たちの産みの苦しみのような経験の積み上げである議会運営を担当さていただく中で、わずかばかりですが経験積み重ねてきました。

 クイズ形式でわかりやすく解説しています。憲法、国会法などの法令や先例録からの引用をできるだけして法体系の理解も進むように注意しています。いまリアルに起きている国会の動きを事例にする工夫もしています。
 クイズを通じて、学び得た知恵や知識をより多くの方と共有したいと思うようになりました。きっと「そうだったのか」「なるほど」と思っていただけることが多いと思います。

多くの方が楽しんでいただけますように。

さぁ、始めてみましょう  

 
参議院議員 石 田 昌 宏

                                                                                            
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【参考】
📕日本国憲法
📗国会法
📘先  例


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