「集客をする」ってどういうことなのか?
ビジネスの最大の課題と言ってもいい「集客」。
たくさんの情報やノウハウがある中で、未だに掴みきれないものになっていることが、多いのではないでしょうか?
今日は独自の視点でのアウトプットにはなりますが、自分なりに意識している集客の取り組みについて書いていきます。
はじめに
はじめにお伝えしておきたいのですが、「集客を語るオマエはなんぼのもんじゃ!?」と思われているかもしれないので、先に共通認識をつくっておきたいのですが、ぼくは集客が得意ではありません。
というか好きではないのほうが正しいです。
でも、おかげさまで約9年間、自分のサービスだけを販売して生計を立てて暮らしています。
なので、集客力といったら、ほとんど無いに等しいのですが、個人で家族を養っていくために必要な人数を自分の力で集めて、必要な人に自分のサービスを買っていただく、ということに関しては困っていません。
今日書いていく「集客」についての考えも、あくまでも個人がビジネスを持続していくに困らない集客をするための取り組み方だと、認識してもらえたらと思います。
ということで、前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題に入っていきます。
そもそも「集客」とは?
まず「集客をする」という概念を明確にしておいたほうがいいと考えています。
そもそも集客とは何のことを言っているのか?ぼくの定義はこうです。
集客とは「見込み客を集めること」と。
もう少し噛み砕いて言葉にするならば「自分や自分の商品に興味を持ってくれている人を集めること」となりますし、これをオンライン上の考え方でいうと「顧客リストを集める」となります。
集客の「前提」を間違えない
どちらにしても押さえておいてほしいことは「興味があると言ってくれている人以外の人を集めない」ことです。
だたし、ここで誤解してはいけないことがあります。それは「そもそもぼくたちの商品に興味のある人は世の中にはいない」という前提に立って、集客を考えていく必要があるということです。ちょっと悲しくなりそうですが、とても大切なことなので、頭の中に入れておいてください。
この文章でもそうですよね。
「そもそも自分の文章なんて読みたいと思っている人はいない」という前提に立たなければ、読者さんが、自分の文章を読んでくれている前提で書くことになります。
でも読んでいない前提に立てていたとしたら、そんな人に読みたいって思ってもらえるように、タイトルにこだわったり、文章の一行目でつかもうと工夫したりするわけです。
今回の文章も、集客という言葉や内容はキャッチャーですが、読まれていない前提に立たなければ、いきなり誰かもわからない人(ぼく)が、自分なりの集客理論を語っているだけの記事になりかねません。
なので、このことを語るに値する、もっというなら読むに値する人なのかを最初に伝えたわけです。
集客としてのはじめの一歩
さて、集客の話に戻りますが、「集客」の定義は「見込み客を集めること」。
では次に考えるべきことは、どうやって「見込み客を集めるのか?」ですよね。
そして前提として、興味のある人はいない。
これで次にやることはハッキリしました。
「興味のない人を興味のある状態にする」これがぼくたちがやるべき、集客活動の第一歩なのです。
デパ地下のおばちゃん
デパ地下の試食とか、大好きだったんですよね。むしろ試食を目的に行ってたくらいです。
でもあの「試食」というサービスは、完全に「興味のない人を興味のある状態にする」ための活動です。要はそういうこと。
そしてデパ地下で、試食をさせてくれるおばちゃんが、試食をしているぼくたちに続けて「それ、お家だと煮込んだりして食べても美味しいのよ」と教えてくれます。
「へ〜、家だと煮込み料理にもなるんだ」と頭の中で、料理がはじまります。
集客は「顧客教育」がカギ
これがビジネスの用語で「顧客教育」と言うものです。
じつは集客が上手くいくか、上手くいかないかの別れ道はここにあります。
試食を配るだけだったら、ぼくたちは買いません(元々好きなもの以外は)。でも、なぜ試食したもので、買う予定もなかったものを買ったのかというと、そのお店のおばちゃんに「顧客教育」をされたからなのです。
「顧客教育」というとなんだか、上から目線な気がしてきますが、決して上から目線で「お客を育ててやる」みたいな意味ではなくて、「お客さんに、その商品の本当の価値に気づいてもらう」という作業が「顧客教育」の本当の意味になります。
ぼくの場合だと、
ビジネスでうまくいっていない、問題の本質は、じつは知識ややり方に原因があるんじゃなくて、あなたの中に「なぜ」という理由が明確にないからブレたり、迷ったり、伝わらないんだよ。
その「なぜ」を自分の言葉で言語化して明確にするためには、対話が必要だよ。
ってことを、お客さんに気づかせてあげるということをしているわけです。
こうやって、お客さんの本当に望んでいる状態に、気づかせてあげるということを伝えて「顧客教育」を行っていく。これが集客の本質なのです。
「いきなり本質的な内容は伝わらない。じゃあ何から伝えていくと、わかりやすいんだろう?」そういうことを一つひとつ丁寧に伝えていきながら、お客さんにとって本当に大切なことや本質に気づかせてあげる。
「あなたにとって本当に大切なことはこっちですよ」と伝えていくことが、集客で行うことなのです。
いきなり「お申し込みはこちら」なんて募集をしていませんか?いきなり「集まれ〜」ってお客さんに声かけしてしまっていませんか?
「顧客教育」を、どの場所で、どういう順番で、伝えていくのか?これを考え、行動に移していく。
集客が上手くいっている人は、この「顧客教育」がしっかりと出来ているということです。
それでは今日はここまで。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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