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授乳は3時間毎?

授乳は3時間毎!
母親学級でそう説明されたり育児本に書いてあったりすると思います。
なぜ3時間毎なのでしょう。
赤ちゃんは胃の容量が大人よりだいぶ小さく(胃の容量は生後24時間は3kgで生まれた赤ちゃんは約6ml、1週間後で約60mlと言われています。大人は最大で2000mlの食物を入れることが出来ます。)一気に栄養補給することが出来ないからでしょうか。

とは言っても、3時間以上寝る子、授乳が終わってもぐずぐず寝ない子、寝ても1−2時間で起きる子様々です。

授乳に関することで言えば、母乳のみで育てる場合、前回の授乳から3時間経ってなくても母乳あげても大丈夫です。(母乳の消化時間はミルクの消化時間よりも短いため、空腹になるのが早いです。そして、母乳を効果的に外に出す、つまり赤ちゃんに飲んでもらったり、搾乳したりすればするほど母乳の分泌は良くなります。)

ミルクもどうしても泣き止まない場合(体調不良などなく、他に泣く原因が見当たらない。抱っこしても泣き止まず、口で乳首を探しているような仕草をする場合など)はあげて大丈夫です。その場合少し量を減らして、与えてみましょう。

1日のトータル量もしくは体重増加が問題なければ、それでオッケーです。
昨日と比べて、一昨日と比べて、のように一喜一憂せずにおしっこが1日8回程度出ていて、いつも通りの元気があれば大抵は心配することはないと思います。(あれ?おや?と思うときは遠慮なく、かかりつけの小児科で診てもらいましょう。)


ミルクを与える場合も、ミルク缶に書かれている量より多かったり、少なかったりします。
2000gで生まれた赤ちゃん、4000gで生まれた赤ちゃん、食欲旺盛な赤ちゃん、ゆっくり飲みの赤ちゃん個性は様々です。

そして、大丈夫かな?これってどうなんだろう?と思うときは、遠慮せずにかかりつけの小児科や近くの助産師を頼りましょう。ネットで調べたり、周囲の子育て経験者に聞いたりすることも良いと思いますが、赤ちゃんは一人一人違うので余計不安になることもあるかもしれません。

こんなことで相談していいのかな、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。パパやママが不安になることは小児科医も助産師も承知しています。
早めに聞いて早めにモヤモヤを解消しましょう。




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