人生を味わう

今年の新緑も
目が覚めるほど美しい。
見ることができて嬉しいな。
幸せだな。

こんな風に
季節の移り変わりを以前より
ずっと尊くて愛おしいものに
感じられるようになったこと。

年を重ねていちばん
良かったなと思うことです。
子供の頃、そして
年若い時分には全く
覚えのなかった感情。

私はあと何回
桜を見ることが出来るのかな。
年をとり、自分の命に限りがあると
実感し始めたからこそ
湧く感情なのでしょうか。

しかし年齢に限らず
人間にいつ終わりの時が
訪れるのかなんて
本当のところは誰にも分かりません。

病気、事故、災害など。
ひょっとしたら
明日交通事故にあって
そのまま亡くなってしまうかも。

不思議です。
今はこんなに
簡単に想像できることなのに
若い頃の私は。

いつまでも変わらず
このまま自分の人生が
続いていくのだと
漠然と思っていました。

あの頃の私より
今の私の方が
「人生」を味わっていると
自分で感じています。

限りあるものはとても　
愛おしいものですね。　
永遠ではないからこそ
一瞬一瞬のきらめきが美しくて尊い。

今ここに自分が
こうして生きていることへ
感謝の気持ちで胸が
いっぱいです。

な〜んて。
さすがにちょっとこれは
照れくさいですね。
ふふふ。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

ここまで読んでくださいまして、
どうもありがとうございます！