ムーラン・ルージュ
ピンクの世界、赤い風車。
おとなのお城のあるところ。
ムーランルージュ公演観てきました。
ストーリーをざっくりとしか知らなくて、音楽だけは英語で聞いていって。
細かい解釈とかキャストの好みについては、今回初めてだったのもあるので語らずに。ストーリーの感想だけ。
クリスチャンは狂ってた!!
サティーンはとてつもなくいい女だった!
『ムーラン・ルージュ』は高校生の時に、先輩が書き直した刺激カットの脚本に出演した程度の知識しかなくて、そこではハッピーエンドにまとめられていて。
原作ではサティーンが結核で亡くなってしまうことは知っていたのだけれど。
愛に生きる愛に狂う話ではあったけれど、クリスチャンもっとうまくやれよ!とオトナな私は思ってしまう。
結局はどうにもごまかせなくなってしまうけれど・・・あからさますぎるだろうと。
恋は人を狂わせるのだろうか。やっぱり恋愛ってそういうものなの?
恋とはそういうものだから、という先入観みたいなものがそうさせているわけではないよね?
私は狂ってしまうような恋愛はごめんだな。自分が自分でなくなったり、心が苦しくなったりするのは、ごめんだ。
平和にはぐくむ愛だけ求めたい。
サティーンは終始格好良かった。みんなのために自分の命のことまで全て理解をした上で。
昔からあるお芝居の良いところは、人間の人間味がドラマを作っていくこと。
人の感情は今も昔も変わらないからこそ、理にかなった動きをしないからこそ、そこにはドラマがある。不確定な要素が世界をつくる。
今も昔も社会を動かすのは人の心。
芝居は面白い。
それが悲劇でも、フィクションだから。喜劇であれば、明日への希望が持てるから。
今日も一日天気よくよい日になりますように。私が元気に出かけて洗い立ての布団でぐっすり眠れますように。
これを読んだ方にもそんな安らかな一日になりますように。
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