辛いもの好き
最近はご無沙汰だが、半ば義務であるかのように感じて仕切りに辛いものを求めた時期があった。
CoCo壱は十辛が当たり前である。「辛い」と聞いて食べに行ったカレー屋さんもある。
辛いものに旨みなどバランスよく加わると、中毒性が生まれるらしい。
確かにそうだ。唐辛子はそのまま齧らないのに辛くて調味されたものは何度も食べたくなる。
私の辛さレベルがいかほどかというと、「サフラン池袋」の「世界一辛いカレー」は完食ならずの実力である。
スパイスの旨みを感じながら食べ進めていたのだが、途中から腹痛に見舞われてしまった。
味覚は無事。内臓だけが静かに燃えていた。
店員さんは頼むと残りを包んでくれたので、這う這うの体で帰路に着く。
外は1月。寒空の下、酔っ払いのように意識が朦朧とし始める。
途中誰かに声をかけられた気がするが、それどころじゃない。
そこらの酔っ払いと一緒にするな、私は歴戦…ではなく激戦の勇者。貴様が声をかけていい相手ではない!!
朦朧としながらなんとか帰宅し、翌朝ロクシタンのハンドクリームを落としたことに気が付いた。
苦い…いや辛い思い出だ。
と、命の危機を感じるカレーは食せなかったが、このカレー屋さん「サフラン池袋」とてもおいしいカレー屋さんである。
辛さのレベルも選べて、辛いものが苦手な友人も美味しく食べていたので、インド系のカレーがお好きな方は是非。
「ナマステ」と「ダンニャワード」(ヒンディー語でありがとう)が通じる良いお店だ。
今後も辛いものをいただいたら、更新していきたい。
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