散りゆく桜が好き

葉桜が好きだ。

淡い桜のピンクも、要所要所にあると数で主張するので、葉の緑が混ざるくらいの淡さがちょうど良い。

桜の花の美しさは、他にない風流を帯びている。

そこには儚さがある。

『薄桜鬼』なんて桜の儚さと合わせてこその美しい作品だ。

けれど私は、生命のエネルギーをより強く感じる葉桜が好きだ。

小さい頃からそのように思った。

常にそんなことばかり、考えたわけでは無いけれど。

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