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小学校受験 夢は何ですか、に答える

こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

コキアでは、おはなしの練習講座でお子様との面接練習(志望校等によっては口頭試問やフリートーク)を実施しておりますが、その面接練習の中で、幾つか将来のことを聞く質問があります。

例えば
◆ 大きくなったら、何になりたいですか。
◆ 小学校に入ったら、何をしてみたいですか。
◆ できるようになりたいことは何ですか。
などなど

これらの質問に、お子様はきちんとお答えできるでしょうか。大人からすると簡単に思うこれらの質問ですが、お答えに詰まるお子様は結構います。

特にこう答えなくてはならないという答えはありませんが、さすがにそれは…というお答えもありますので、ぜひ聞いてみると良いと思いますよ。そして、お子様は聞くたびに違うことを答えたりします。その辺りも考慮に入れて、一度聞いておしまいではなく、定期的に再確認をしておきましょう。

最も困るのは、黙りこくってしまうことです。

面接において、「分かりません」と言うのは最悪の答えではありません。何も反応しないのが一番良くないんです。なぜなら、面接とは対話だから。ただ、それは仕方なくの選択肢で、できる限りきちんとお答えしたいものですね。

では、なかなかお答えの出ないお子様にどう答えを促すのか。私としては、方法は2つかなと思います。

1つは、将来を想像させてあげること。

色々な経験をして、こんな仕事があることを知らせてあげましょう。様々な体験プログラムに参加して、こういう仕事もあるんだと教えてあげます。キッザニアやカンドゥーなどもいいですね。世の中には、大人でも名前の知らない仕事が沢山あります。子どもが熱中しているものがあれば、それを創る仕事でもいいわけです。

例えば、「ゲームが好き!」というのは、小学校受験的に親はできれば言わせたくないな…と敬遠するお答えですが、将来の夢に「ゲームクリエイターです(ゲームを作る人になりたいです)」と言うのは果たして悪いことでしょうか。「どうしてですか」という質問に、「ゲームは、世界中の人と一緒に遊べるからです。遠い国の人とも一緒に楽しめるようなゲームを作る人になりたいです。」とか「僕の作ったゲームで、世界中の子どもが笑顔になってくれたら嬉しいからです。」と言ったとしたら、それは既に素敵で壮大な夢ではありませんか?

子どもは、仕事って何なのか、何があるのか想像できていないところが大きいんです。ですから、好きなことから「こういう仕事もあるよ」って、大人が色々と興味のありそうなところを広げてあげると良いのではないかなと思っています。できることなら、その体験もできたらいいですね。

小学校に入ったら、の問いも同じです。お子様は、小学校とは何なのか漠然としか知らないから、大人から見たら物足りない答えしか出てこない場合が多いです。

小学校は、机に座って教科書を広げて黒板を写す。先生の質問に手をあげて答える。…それだけではない、ですよね。

そこには幼稚園より沢山のお友達がいて、素敵な先輩がいます。きっと皆様が目指される学校には素敵な図書室や音楽室があり、広い校庭で思い切り走り回ることもできる。多くの行事があり、遠足だってお泊まりだってある。理科の実験だってできる。上にご兄弟がいないお子様は、そういうことを知らないんですよね。

だから、小学校の見学に行ってみるとか、小学校が楽しみになる絵本を読んであげるとか、小学校に行ったらこんなこともできるねって沢山お話をしてあげるとかして教えてあげましょう。(※入学が楽しみになる絵本を幾つかご紹介しています。詳細は当記事の末尾へ)

こんなふうに、大半のお子様は答えたくないわけではなく、何て答えたらいいか分からないだけなんじゃないかなって思います。少し経験値が足りないのかも知れませんね。

もう1つの方法は、予め答えを用意しておくことです。

これは、勝手に親が決めるということではなく、こちらでも書いたように「こう聞かれたらこう答えようね」とお子様と話し合って決めておくということです。

「その場で他のことが思いついたらそっちを言っても良いよ、でも、思いつかなかったらこれを言おうね」と作戦を立てて練習しておくのです。これが、主におはなしの練習講座で、私がお子様とやっている内容になります。

残席は僅少です。お申し込みはお早めにお願いいたします!

<小学校入学が楽しみになる絵本>
◆いちねんせいのいちにち(おかしゅうぞう 著)
◆いちねんせいのがっこうたんけん(おかしゅうぞう 著)
◆1ねん1くみの1にち(川島 敏生 写真)
◆がっこうだってどきどきしてる(アダム・レックス 著)
まだまだ、いっぱいありますよー! 
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