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小学校受験 難関校突破のために、とその後

こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

昨日のnoteで苦手をそのままにしない!ということを書いたのですが、これは新規講座の営業的な話ではなく、私が本気で思っていることなので、今日はそこをもう少し深ぼってお話したいと思います。

もう私たちは随分と大人になりました。

大人になったら何がいいって、「やりたくなければ、やらないという選択肢が存在する」ということです。

例えば、私はマラソンと登山が大嫌いです。(それを仕事や趣味にしている人には申し訳ありません…)

どのくらい嫌いかというと、マラソン大会と山登りのない遠方の高校をわざわざ選んで受験するくらい嫌いです。そんなわけで、私は15の冬をもって、めでたくマラソンと登山から卒業しました。

勉強にしてもそうですよね。私大であれば、比較的に得意な科目を選んで進学できる。

ただ、それって本当に「自由になった、めでたしめでたし!」でしょうか。

もちろん私は私の意志と責任で選んだので、後悔はありません。むしろ希望どおりで超ハッピーです。

でも、これが小学校受験をする幼児となれば話は別です。なぜなら、選択するということは、限定するということにもなるからです。

究極の話、受験に限って言うならば、こちらにも書いた通り、合格点に届けば良いだけなので「得意なところを伸ばし、苦手なところはそこそこ」というのは作戦として有効です。

とは言え、私たちはまだ可能性の塊である幼児の親ですから、この「そこそこ」の意味を履き違えないようにしなくてはなりません。

なぜなら、小学校受験の勉強って、小学生になってからの勉強や作業に直結しています。四則計算はもちろん、図形の概念的なところも、生活巧緻性や運動だってそうです。

そもそも「各校の試験内容は意味なくやっているわけではない」というのが最重要なところで、入学後、その学校で必要となる能力の基礎を試されているわけです。

例えば、苦手な数の問題を一切合切諦めたとしましょう。しかし、もしお子様が本当に数が苦手であったとしても、今後10年以上は算数から離れるわけにはいかない。コースを選択させてもらえるその日まで、「やらないという選択肢」は学生に存在しないのです。

そんな中で、自分以外の周囲は幼児期に数の概念をしっかり身につけていたとしたら…ちょっとしんどくなることは目に見えているからです。そんな「ちょっと」が積もって、苦手意識って生まれるものです。

幼児の場合は発達段階という問題も関係してくるので、その時点では何度やってもできないものはできないということも当然あるのですが、その諦めに行き着くまでには、まずは色んなアプローチで理解を促してみてほしいなと思います。

そして、これはいつも言っていることなのですが、いわゆる難関校と非難関校の差は、トップの人ではなく最下位層の差です。

すなわち

「苦手を底上げするということは、難関校突破の鍵であると言える」んですよ。

お陰様で、「おはなしの練習講座」は即完売になってしまったのですが、苦手克服のための「個別レッスン」は、よりたくさんのお席をご用意してお待ちしております。今のうちに苦手を克服しておけば、きっと塾の夏期講習もより有意義なものになるはずです!

ぜひ一緒に、苦手単元の底上げをしっかりやっていきましょう。


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