見出し画像

〔福岡博多〕博多の街を静かに見下ろす "アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ" に泊まってみた

ご無沙汰してます。ほとんど旅に出ることもなく、このnoteも更新していないにも関わらず、コンスタントに読みに来て下さる方がいることに感謝です。

さて、今回は2020年11月に滞在したホテルのご紹介。


好立地ながら生き永らえなかった哀しき過去

今回宿泊したのは、アゴーラ・ホテルアライアンスが国内8つ目にオープンした施設、"アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ" 
旧福岡山の上ホテルがリノベーション・リブランディングされ、2013年にアゴーラとして開業している。

好立地に建つ高級ホテルだった、かつての "福岡山の上ホテル" には哀しい過去がある。

アゴーラが運営を引き継ぐ前、同ホテルの運営会社だった(株)福岡山の上ホテルは、1953年に旅館「博洋観」を開業、1961年6月に法人化、1964年に「福岡山の上ホテル」をオープンした。
同ホテルは部屋数50室、福岡市内を見下ろす高台に立地し周辺は高級住宅街で高級感のある雰囲気と趣を備え、また1998年4月には大規模な増築を実施、2000年3月期には年商16億6400万円をあげていた。
しかし、大手ホテルの進出に伴い婚礼部門及び宿泊部門の売上が減少、2006年3月期は年商11億9400万円に落ち込み借入負担が経営を圧迫、慢性的な赤字体質に陥り、2006年時点で47億円の負債を抱えていた。

そんな "アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ" だが、内装のデザインコンセプトは「ポストモダニズム」。
リブランディングにあたっては「Excitement & Tranquility(動と静)~都会の自然に優雅に触れる、静寂を約束するサンクチュアリ~」がコンセプトだったらしい。何度読んでもわからないので行ってみた方が早い。

リノベーションにあたり、客室のリニューアル、レストランやスパの増設及び婚礼宴会施設などコンセプトに基づいた全面的な改装工事が行われている。

開業 :2013年9月1日(旧福岡山の上ホテル:1964年)
エリア:福岡 博多
運営 :株式会社アゴーラ・ホテルマネジメント福岡
設計 :総合システム管理株式会社(建築)、不詳(内装)
客室数:48室

その他:スパ、レストラン、バー、ライブラリー、ホテルショップ、フィットネスルーム、天然温水浴場、婚礼・宴会施設


公式サイト引用

「都市の華やかさと緑あふれる自然を生かした 福岡の今を象徴するランドマーク」

アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ。ここには、福岡の賑やかさや楽しさといった側面を表す「動」、そして、ホテルが演出するホスピタリティーを表す「静」が存在します。この動と静の世界の双方を体験できる、福岡のアーバンリゾートステイを楽しんでいただけるホテルです。


小高い山の中にある静かなホテル

初めにも書いた通り本当に山の中、静かな住宅街を抜けた先にある。
外観からエントランスまでは全く古さを感じない。

画像1

画像2

画像3


12月も目前だったのでロビーにはツリーが飾られていた。

画像4

画像5

画像6

画像7

婚礼施設も兼ねており、この日も結婚式が催されている様子。
ロビーは人が多いが至る所にソファがある。


奥に進むと日本食レストラン、ショップ、ライブラリーがある。

画像8

画像9

画像10


”ライブラリー”がどこなのかわからずしばらくさまよってからスタッフに尋ねると、現在は本は全て片付けてしまったそうで本来はここがライブラリーらしい。

画像11

画像12

画像13

画像14


今回はライブラリーからさらに先に進んだところにあるエレベーターで客室へ向かう。(たしか別館用。エレベーターは2ヶ所存在する。)
エレベーターホールの先はテラスになっていた。普段はレストランの一部なんだろうか。

画像15

画像16


6人まで宿泊できる和室

部屋はJAPANESE SUITEという部屋にした。最大6人まで宿泊できる家族向け仕様。ロビーの雰囲気とは打って変わって旅館スタイル。ちょっとくたびれた感じも否めないが広くて快適だった。布団ふかふかだし。

お部屋〔▶〕
 STANDARD SINGLE
 DOUBLE
 SUPERIOR TWIN
 JAPANESE MODERNISM
 HILLTOP TWIN
 HILLTOP SUITE
JAPANESE SUITE

公式サイト引用
「静寂の中で迎える朝」
博多の夜の街で躍動感溢れるEXCITEMENTな一面を楽しんだ後には、山の上で穏やかにTRANQUILEな朝を迎える。客室数は5室のヒルトップスイートを含む全48室。感じていただきたいのは、喧騒から解き放たれる時間。博多の街に程よい距離にありながら、一歩足を踏み入れた時から始まる、木々に包まれた安らぎの空間は、時間の流れに一服を投じます。客室タイプは、滞在目的に合わせてお選びいただけるシングルからスイート、和室や懐かしさを感じるヒルトップツインまで、多彩にご用意しています。

画像17


朝食は本館側のレストランで。ビュッフェスタイルで内容も充実していた。
なに食べたかは覚えてない。半年も前のことだもの。

画像18


機会があればまたのんびり過ごしに行ってもいいなと思う。
次は洋室にしよ。




ご精読ありがとうございます。
フォローとスキ、サポートよろしくお願いします!

頂いたサポートは全て活動費用として使わせていただきます。よりタイムリーで、ぶっ飛んだレポートを書く為にお力添え下さいませ。