#4 探検

コロナが流行る前までは、娘は孫を連れて私の家によく帰ってきた。孫は地元の友達とよく遊んだ。遊び場はいつもの公園だ。
昔は城屋敷と呼んでいた。今はゲートボールのグランドとしてよく使われている。

子供らは4~5人でサッカーをして遊ぶ。しばらくするとサッカーは終了。次は探検だ。

公園のフェンスを越えて草や木や竹が生い茂る獣道に入っていく。
獣道には鹿のフンも落ちている。みんな武器(落ちている木の棒)を持って。
小さい子供を中に挟むように列を組んで。そして真剣な顔で。
急勾配のところには、ロープ(縄跳びの縄)をもって登るように工夫されていた。

中腹には小学校が見える見晴らしのいい場所がある。そこで休憩。
さらに上がると眼下に広々とした風景があらわれる。戦国時代の山城の面影を残している。

子供が登るのにちょうどのクヌギの木がある。横に延びた枝の上も休憩場所だ。

しばらくすると違う道を通って公園に戻ってくる。

また次の場所に行く。木の根をつかみ急な崖を降りる。子供4~5人がちょうど入る崖の窪み。雨避けにちょうどの場所。そこで一休み。いろんな話をする。

しばらくして公園に帰ってくる。「また遊ぼ。」「ええで~」そして解散。「バイバ~イ」「バイバ~イ」「バイバ~~~イ」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?