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#166 ケリをつける

 正月が明けた頃、私は、自分の家の竹やぶに行った。
 
 獣害用の柵を取り外し、竹やぶに通じる細い道の草を刈った。
 竹やぶの中に入って行くと、竹が混みあっていた。藤蔓が絡み、竹の先が枯れている竹もたくさんあった。脚立にまたがり、蔓を切って竹を切った。

竹藪の中の蔓


 
 竹やぶの作業は、2月中頃まで続いた。竹や藤蔓のほとんどは、知り合いの人がもらってくれた。

 今までは、竹やぶに行くことを避けていた。竹やぶが荒れているのが分かっていたから気が重かった。
 
 今日は朝から、妻と、残った竹や蔓を、ドラム缶の中に入れ焼却した。午後からは、竹やぶの中を掃除して、獣害用の柵を固定した。

 竹やぶの整備は、やりだすときりがない。来年の冬に、やり残した竹やぶの整備を再開することにした。そして、今年の仕事は今日まで自分でケリをつけた。

 @自分
#ふるさとを語ろう   

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