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#300 ワンポイントリリーフ

 孫の放課後の世話をして9年目になった。孫も大きくなり(しょうへいは小6、りかこは小5)、手がかからなくなった。テニス教室の送迎などを頼まれることもあり、最近は月に2回程度孫の家に行く。

 最近のしょうへいは、家に帰ると着替えて、すぐに200円の小遣いを持って、友達との遊びに行く。塾のある日は、家に帰るとYouTubeを見ている。そして、ギリギリの時間になって急いで塾に行く。
 りかこも友達と遊ぶことが多い。宿題のドリルを持っていくことが多い。
家でいる時は、テレビをゆっくりと見た後で、宿題にとりかかる。宿題が難しい時には、私に尋ねてくる。その時は、あっさりと教える。

 今日も帰る時に「○時○○分の電車で帰るわ。」と私が言うと、テレビを見ながら「バイバイ」と言うだけであっさりしたものだった。

 高学年になってからは、子どもたちが下校した後、すぐにYouTubeをみてなかなか宿題にとりかからない時も、私は何も言わない。注意しても子どもたちには効果がないし、不満そうな態度をとることが多い。勉強しないことも『私の責任でない』と思っている。ただ、私は「〇曜日に来てほしい」と娘に言われた日には、可能な限り行くことにしている。
 
 高学年になった孫に、私は距離を置いて接するようになった。「子供が、私を必要と思う時は頼ってくる。その時には相手になる。」と、私は考えている。その方が私にとってストレスにならない。『頼まれたことだけする』だけでいいと思っている。

 私は、ワンポイントリリーフだと思って孫の家に行く。

#子どもの成長記録


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