自治って何?

自治って何?

恵迪寮における自治を考えてみる。
最大多数の妥協点の模索、と言えると思う。

現在の恵迪寮の自治のメリットを挙げるとしたら、直接民主制で誰もが意見することができ、比較的意見が反映されやすいということだと思う。
これは最大多数の妥協点の模索の産物だと思う。その在り方の自治会は現在の寮生の中で意思決定を行っていくだけであれば、結構いいものだと思う。

ただ、長期的に運営されていく組織としては今の在り方がベストだとは思っていない。変えなければいけない部分も確実に存在する。そして、できるだけ意見を拾うことと天秤にかけたら僕は方針を以て改革されていくこと(※)の方が重要だと思う。
※ちょっと仰々しい言い回しになってしまったけど適切な表現が見付からなかった

このように一つの目標に向かって自治会が運営されていくのであれば、上述した妥協点の模索という現状の在り方のメリットは失われると思う。その方針の下、運営していく際に必要であれば、一部の意見は無視される事態も発生し得るからだ。(これは別の記事で書いた二元論で語れることって殆どないってとこでも触れている)

それでも、なお、変えた方がいいと思うポイントを挙げると(適当に思いつくまま書いてるから穴もあると思う)
①自治会という組織としての長期的な目標は必要なのか、仮に必要だとしたらそれは何を据えるのかが不透明
②自治の負担はかなり大きく、多くの寮生にとって学業との両立が難しい
③どのような考え方が背景にあり、軸にして話し合いをしようとしているかが個々人によって大きく違う。そして、その違いの大きさを理解している人が少ない。
④大きな役職が3年目後半と4年目前半であり、それ以降は主体的に寮自治に大きく関与できる機会がない

ただこれらを変えるにしても、現状考えられるハードルやコストが高過ぎる。これまで寮の在り方が変わってこなかったのは、そのハードルやコストが高過ぎることと、そこまで分析して見通して役職をやっている人が少ないことだと思う。

取り敢えず、現状僕が考えるハードルやコストを挙げる。
〈新たな決定事項を作ることやシステム改革に対し〉
①手順が煩雑かつ、変えようとしたときの手間が大き過ぎる
②やってみる→修正 というのを繰り返すにも時間が掛かり過ぎる
③自治会の構成員が短い周期で入れ替わる
④問題に気付き、解決策を考えようとする段階が恐らく多くは3年目後半や4年目前半となり、問題提起できない立場になってしまっている
⑤お互いの立場や至らない部分など相手を理解した上で話し合いができる人が少ない(部屋入りで必要以上にブちぎれて刺々しい口調をする人とか、あまり本質的でない細かい所にこだわる人とか、自分で代案を出さずに取り敢えず否定の立場をとる人とか)

色々大変。中に入って色々見えてきたが故に、限界を感じてしまったから最近はこれまでと違う振る舞いをしてます。

後半はちょっと書くの疲れて適当に書いちゃった。筋道だって書けていない気がするけどまあいいや。他の寮生はこの辺りどう思っているのでしょう。そして、役職就く機会のある1~3年目はどこまで見通した上で、議案を書いたり、部屋入りで意見をしているのでしょうか。勿論、それ以上の上の年目も。ちゃんと話したことないからわからないし、僕も大して自分の思うようには振舞えてなくて、皆どんぐりの背比べではないけど、似たり寄ったりなのだろうなって。


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