カウンセリングは自宅でも受けられます
カウンセリングを受けるには、精神科や心療内科のある病院や、個人で経営しているカウンセラーを訪ねるのが一般的だと思います。
私は病院でカウンセリングを受けたこともありますが、病院でカウンセリングを受けるにしても主治医の考えや好みが間に入り、「幼少期の親子関係を振り返るよりも、今の症状に注目してそれを改善していくアプローチの方がいいよ」とおっしゃるお医者さんもいれば、「カウンセリングなんて意味ないよ」とかなり特殊なことをおっしゃるお医者さんもいます。
私はお医者さんを通さずに臨床心理士のカウンセラーの人と1対1で相談がしたかったので、少し値段は高いですが私設のカウンセラーの人に相談することにしました。
(あと、病院だと集団守秘義務なのでお医者さんとカウンセラー以外の看護師の人や受付の人にまで自分のことを伝えられるんじゃないかと推測したこともあります。カウンセリングはお医者さんとの連携があったほうが治療効果が高いというアドバイスもお医者さんからいただいたこともありますし、私設のカウンセリングを受けていると伝えると、お医者さんの考えとカウンセラーの考えが合わなくて患者を混乱させてしまうのでやりにくい、とおっしゃるお医者さんもいました。そういったことも踏まえてどういった形でカウンセリングを受けるかを決めたほうが良いかもしれません)
しかし、外出が精神的、体力的に難しい人にはカウンセリングを受けるために移動すること自体がハードかもしれません。また、対面でカウンセリングを行うのが恥ずかしいとか、1対1で同じ場にいるのもしんどいと思う人もいるでしょう。
実はカウンセリングは病院や私設のカウンセリングルームだけではなく、自宅でも受けられるのです。大きく分けると2種類あって、
①通話やWEBカメラを使ってお話しするもの
②文章でメッセージをやりとりするもの
があります。①と②の両方を取り扱っているサービスとしてcotreeがあります。
「話す」カウンセリングと「書く」カウンセリングの両方を扱っています。
②の文章でメッセージをやりとりできるサービスとして、Remeがあります。
Remeの中に、カウンセラー相談室というものがあって、そこで相談をメッセージを送ると臨床心理士の方がアドバイスを返信してくれます。Remeは実は私も利用していて、バウムテストの結果があまりにも難解だったのでRemeの人にわかりやすく解説してもらったり、結果をどう活かすかについても教えてもらっていました。
精神的な病気で悩みを抱えている人はもちろん、人間関係で悩みを抱えている人も、身近にいる人に相談するよりもオンラインで専門家に相談した方がより的確なアドバイスがもらえるのではないかと思います。オンラインだと意思疎通が難しいんじゃないかなぁと私も以前は思っていましたが、思っていた以上に的確なアドバイスがいただけたので満足しています。
カウンセラーの人と対面で会話するのに抵抗がある人や、外出するのもしんどいという人は上で紹介したオンラインのカウンセリングを利用するのもひとつの手段かもしれませんね。
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