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手を抜けるところは抜きましょう

私は幼い頃から親や学校の先生に「丁寧に作業に取り組むのは良いことだ」というような教えを受けていました。

怠けてはいけなとか、楽をしてはいけないなど、上の立場の人から様々な制限をかけられます。そしてその考えを刷り込まれてしまいその結果、頑張らなくていい所で努力し、エネルギーを消耗してしまうことになります。

丁寧に作業に取り組むこと、楽をせず真摯な振る舞いをするのも大事なことですが、いつもそれが正しいわけではありません。作業を丁寧にしようが素早くやっつけようが、結果が同じであれば素早くやっつける方が時間も節約できますし、体力も温存できます。

仕事の評価は自分ではなく相手がすることですし、質を上げなくてよいのなら上げない方が正解で、素早くやっつけた方が合理的です。

時間と品質のバランスをとり、質をあげなくて良いのなら時間を短くしたいものです。

普段の態度も手を抜けるところは抜きたいところです。お店の受付など、機械的な対応をされる所では必要以上に丁寧に接する必要はありませんし、相手の時間を奪わないように手短に対応する方が労力やストレスが少なくてすみます。

自分がどう思われるかを気にしすぎて丁寧過ぎる態度を取るのは精神的にも体力的にも疲れます。相手が自分をどう思うかは相手の問題で、こちらに問題なくても嫌な顔をする人は一定割合で出会います。

事前に「こういう場合はこうする」という対応の仕方を身につけておくと迷わずに対応でき、労力を使わずに済みます。

頑張る必要のないところはどこなのか、どのくらい手を抜いても大丈夫なのかを見極めたいものです。

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