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008 斜陽

evylock 「profunda bluo」全曲ライナーノーツも、いよいよ最後の曲になりました。

まずは、最後まで読んでいただきありがとうございます。

今は、サラッと流し読みしてください。

音源が届いたら、もう一度じっくり聴きながら読んでいただければ幸いです。

多分、他の曲もそうですが、少しずつ内容を書き換えていくと思います。

もしかしたら、その都度、読んだら内容が変わっているかもしれません。

思い出したり。

違う気持ちを持ったり。

曲に対する想いは、常に変化するからです。


この「斜陽」という曲は、今作において一番古い曲になります。

もともとは、元メンバーの岡本さん(「地球の詩」を作った人)が持ってきたネタがあり、それを当時のメンバーで形にしました。

2006〜2007年ぐらいだったかな。

2008年に、LOSTとnature livingとともにお互いの10周年を記念して、ZESTONE RECORDSから3way split CDをリリースしました。

そこに「斜陽」は収録されています。


「profunda bluo」に収録されている曲は、ほとんどが今のメンバーと制作した楽曲になります。

でも、私個人として、どうしても「斜陽」は入れたかった。

「斜陽」のイントロを聴くたび、私はそのときのライブの情景を思い起こします。

その瞬間には、もう戻れませんが、

暗転したステージに青や赤の証明が明滅して、

「よし、これから」

と歌う前に気持ちが引き締まる、

あの特別な瞬間を思い出せるのです。

だから、この曲のイントロは、私にとって特別な意味を持っています。


今回、新たなメンバーでリテイクするにあたり、歌詞を英詩から母国語に戻しました。

それに伴い、若干歌詞も書き換えました。

「斜陽」を最後のトラックに収録したのにも意味があります。

このアルバム、1曲目は「start here」

そして、「斜陽」の最後、

 and we start shining again


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はじまり、そしてまたはじまる。

「はじまり」が明滅する。

「profunda bluo」はそんなアルバムです。

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