楽しむことに罪悪感を持ってはいけない
アリとキリギリスの呪縛
今の日本は昔ながらに働きアリを美化している傾向があると感じています。
僕も小中高と学校で皆と同じように教育を受けてきましたが教師たちの言動からも「今苦労している人は後でよいことが待っている。」「今楽しむと後で後悔する。」など”アリとキリギリス”という物語の考え方が根強く刻まれています。
これって本当なのでしょうか?
生活保護をもらっている人を「怠慢だ」、若者に対して「我慢することができない、忍耐力がない」と非難を浴びせたり悲観的に見たりしている方が多いように見受けられます。
そうやって第三者を叩く人たちは、楽しむことが苦手なのでしょう。早くから老後の不安ばかりしているとこのような思考に陥りがちです。
冬を迎えたアリは、餌を食べて生きていくでしょうが、おそらく巣の中で「この餌がなくなったらどうしよう」「春が来たらまた一生懸命働かないと」と一生思って過ごしているはずです。
アリはキリギリスのように楽器を演奏して遊んだり、楽観的にかまえたりできないはずです。
それって楽しい人生なのでしょうか?
若いうちに遊べ
僕は海外旅行や新しい経験への投資は若い時にしないといけないと思っています。若ければ若いほうが良いです。
若い時から楽しむスキルを学んでない人は今後の人生において、例え時間とお金があったとしても辛いことばかりを考えてまともに楽しむことができないでしょう。
おそらくそのような楽しむスキルのない方には時間とお金を作る能力もないでしょうが。
また年老いてから海外にいったところで何を学べますか。体力がなくなってスカイダイビングなどのアクティブな経験はできますか?
まだ感性が鋭く、体力が有り余っている若いうちから体験を積んだほうが良いのは明らかです。
年をとってから「あの時しておけば良かった」なんて言っても若さは取り返せませんよ。
楽しめるかどうかチェックしよう
あなたは物事を楽しめるタイプでしょうか。
・楽しい時に、ふと終わることを考えて悲しくなる
・「どうせ死ぬ」と思ったらむなしくなる
この上記の二つに当てはまる人はいますか?
もし当てはまっていたら今すぐに考え方を変えたほうが良いです。
「人間どうせ死ぬなら死ぬまでにたくさん楽しもうか!」
この考えに行き着くまで考え抜くことが大切でしょう。
いくらネガティブなことが頭によぎっても、最後はすべてプラスに転換できます。これは考え方次第です。
ぜひ今の若い人は「アリとキリギリス」の呪縛から抜け出し、今の楽しみを取り逃がさないことです。
楽しむことに罪悪感を抱かないように考え方を変えましょう。
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