見出し画像

走ることをやめない理由

よく、フルマラソン出るとか、週末10km走ってるとか言うと
「何目指してるの?」
って引き気味で聞かれることがある。
走らない人からすると私にとっての日常生活が非現実的すぎて理解が出来ないのでしょう。

その度に私は変わってる人間なのか、と思いとどまることがある。
(だからと言って決して今のスタイルを変えるつもりはないが)

ただ、いくつかの人に聞かれるこの「何目指してるの?」に対しては
いつも「ねー!」と、そっち側の目線に立って第三者的に返答し、
誤魔化してしまうことが常々。
改めて、自分がなぜこんなに走り続けているのかを考えてみた。

朝ランするとこんなに素敵な景色が見られる

一つは健康を手に入れられること
これは言うまでもないけど
適度な運動をしているおかげで心身ともに健康に過ごせている。
仕事でイライラした時は夜走ってスッキリするし、
週末は朝走って気分が最高潮に上がる。
走っている時は心がリラックスした状態のため
新しいアイデアが噴水のように湧き上がる。
ひらめきの連発
これがまた中毒になる。

二つめは一人でできる手軽な趣味であること
もともとバスケを月一程度やっていたが
コロナ禍でそれが全く出来なくなった。
登山もほんの少しかじったが、誰かと行かないと楽しくない
ランニングも始めた時は友達と一緒に海を走っていたけど
自然と一人でも楽しめるようになった。
登山とランニングの違いは「それを始めるまでのハードルの高さ」にあると思う。
登山といえば、まず山に行かないと始められない。
山に行くまでに電車に乗ったり車で行ったりと、そもそもが大変である。それに一人で遠出するにはなかなか腰が重い。
そして登山をして思ったけど、意外と色々と準備するアイテムにお金がかかる。
その点、ランニングは一歩外に出ればすぐに始められる。
もともと運動着を持っていれば、ランニングシューズだけ揃えれば始められる。
故にほぼお金がかからない。(今となっては色々と揃えるんでかかります。笑)
この手軽さが何よりの魅力。
そして好きな時間に始められることも、「やらない理由」を掻き消す大きな要因。
実は私は周りに「おばあちゃん」と言われるほど超がつく朝型である。
私が起きる時間に趣味を始められるものなんて本当に限られる。
ランニングはそれを何の不自由もなく実現できる最強の趣味だと、今は心から思う。

そして、ランニングを継続できる原動力となったことが2つある。
①食べる量が増えた→食欲が止まらない→美味しいものを好きなだけ食べたい→だから走る の無限ループ
例えるなら回し車に入ってしまったハムスター状態
やめられなくなった。
②月間100kmのノルマ
もはやこれをノルマとして自分に課すようになってしまった。
順調に走れば100kmは余裕でクリアできるように今はなってる。でも、これ以上は特に求めず行けるとこまでという目標設定にしてる。
多分、サブ4ランナーは平均もっと走ってるから、私の月間走行距離は実はそうでもない。
そうでもないけど、どちらかと言うと続けることを大切にしてる。
それが自分との約束、そしてそれを達成するとスッキリする。

今となっては、大会に出ることや新たなラン友との出会いでモチベーションを更に上げたりはしてるけど、
そこに依存しすぎないように自分をコントロールしてる。
ハードルを上げすぎる(例えば目標タイムの更に上を狙ったり、毎週開催されるクラブチームに参加したりする)と、
自分の性格上色々なことを犠牲にし始めるから
最終的に「何目指してるんだっけ?」って自分で迷子になっちゃう。
だからあくまでも趣味を続けるだけのただの市民ランナーで居続けようと思う。

別にこれで副業したいわけでもないし
プロ目指してもないから。
楽しく続けられればそれでよし。

ただ、
カメラマンとランナーをどう繋げていこうか、
ということは考えている。
自分らしさを追求していきたいから
この相反する事の共通する軸を探していきたいなーと
ぼんやりと今は考えている最中。
ランナーの写真を撮ることはひとつ興味ある分野かな!
※撮って欲しいランナーの方いらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください◎

冒頭の質問
「何目指してるの?」に戻ると
つまるところ、「自分がハッピーに生きる」ことに他ならないし
みんなそれを求めているわけで
私はたまたまそれがランニングだった
というだけの話。
フルマラソン走る人のことを昔は私も理解できなかったから、
みんなが感じていることは分かる。
でもそれって未知の世界だから思うだけなんだよね。
やってみると、意外とできちゃうもんよ。

人は誰しも未知の世界からスタートする
新しいことを始めて
楽しいと思えないことはやめて
楽しいと思えることを続けて
自分にとっての幸せを追求する。

それが人生なんじゃないかな😼

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?