笑い声が響く空間をつくりたい
人を招待できる家にしたいと思っていた。
そして、今日それが叶った。
母と父と兄を招いて、夫と私で準備をした。母の誕生日会だけは、兄にも来てもらうようにしている。
ランチョンマット、ワイングラス、カップアンドソーサー、ケーキ、ケーキ皿、フォーク、ミネラルウォーター、スパーリングウォーター、ワイン、ビール、デカフェの紅茶、ホット麦茶、コーヒー、豆せんべい、チョコレートナッツ、おてふき、洗面所のタオル、ペーパータオル、ウェットティッシュ、スリッパ、サニタリーBOX、それを浮かせて置けるコーナーラック、母の誕生日プレゼント、花束、ランチの予約、部屋の掃除、部屋の香り、ルームフレグランスなどなど。100均で揃えられるものは100均で。
今まで人に招かれてお家にお邪魔することが多く、おもてなしする側はほとんど初めてと言ってもいい。みんなこんなにも色々気遣って準備してくれてたんだな、とようやくありがたみに気がついたりもした。
会を無事に終えて思った。
いつも暮らしている私たちの家の中で、大切な人達の笑顔があって、笑い声が響く空間になった。その事実が、ただ嬉しかった。
1年に1回くらいしか全員集まらないんだけど、まぁ、だからこそ大事なひとときとなった。そんな時間を持てたことの、重要さ、ありがたみをひしひしと感じている。
祖母が生きていた頃、
母が祖母に会いに行ったときの帰り際に「またね〜」と声をかけたんだそう。
すると祖母はすかさず、
「またね〜って、いつよーーーー!!!」
って返してきたそうで。。。
(遠方のため母が祖母に会いに行けるのは、年に一回だった)
今の母は、その時の祖母の気持ちが痛いほど分かるっていう様子でこう言った。
「でも、お兄ちゃんは別れ際にまたね!って私に言わないのよ。だから、おばあちゃんみたいに、またねって、いつよーーーー!!!!って言い返せないのよっ」
(笑!!)
「またねっていつよーーーー!!!」って言い返したおばあちゃんも、「またねっていつよーーーー!!!」って言い返したいお母さんも、2人とも面白いなー。
本当に大切な人の数は限られていると思うから、
会いたい人に会いに行くのも大事、
本当に大切な人に会いに行くのも大事。
その両方を忘れないようにしたいと思った1日でした。
(たしかに、「またね〜」っていつだ?)
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