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自分で決定する重要性。

今回は、前回のお話の続きです。
良ければ、前回の内容も軽く読んでもらえると
嬉しいです。
(今回の内容自体とは別ですので、読まなくても大丈夫です🙆🏻‍♀️)



前回お話に出てきた方からの紹介でお話した方から
教えていただいたお話をしていきたいと思います。

その方は、元々教員になるために大学へ進学されて、
英語教師を目指されていたので、海外留学をし、
その際に学校では英語が得意なのに話せない、という経験をされ、
「自分が今まで学んできたものって何だったんだろう。
自分が教えたいのは学校での英語ではなく、本当に使えるものなんじゃないのか…?」
と思われて、教員ではない道を選択されました。

しかも、その選択をされたのが
大学3年生の終わりから4年生の時期だったらしく…
教職の講義の単位もほとんど取り終わっている時だったらしいです。

周りからも
「え、まじ?」
「絶対やめといた方が良いよ…」
など、さまざまなことを言われたらしいです。


まぁ、そうですよね…
私も友達に相談されたら第一声はそうやって言ってしまうと思います。

しかも、しっかり就活の時期と被ってますよね。
それでも、自分の気持ちを大切に別の道へいくことを決められました。


このお話を聞いた時に、

「私だったら多分そんな選択はできないだろうな…」

と思って、縁遠いタイプの人なのかな、と思ったのを覚えています。


でも、だからこそ、何でその時期にその選択ができたのか、
それを決定づけたものは何なのか知りたくて聞いてみました。

そしたら、

他人は結局、責任を負ってくれない。親であっても本人じゃないし、友達もそう。もし、自分で決定したことが仮に失敗したとしても、『あー、周りが言うようにしておけば良かったな。』って思うだけで、人のせいにすることもないじゃん。別にそれ以上、自分も周りも不幸にならないなって思ったんだよね。」

っておっしゃって…

納得。
自分の意思で選択、決定する重要性を再確認しました。



私の父は銀行員で、母は幼稚園教諭です。
親戚も県庁に勤めていたり、看護師だったり、
警察官だったり、どちらかというとお堅い職業が多い家系です。


加えて、私の母は私が小さい頃から

「女の子は資格がある方が絶対良い。結婚して出産してもすぐに復職しやすい。お嫁さんに行って、県外や他の地域へ行っても職が見つかりやすいし、もし離婚しても生きていける。」

と結構現実的な内容の教育をしてきました。
周りの大人も母同様の意見が多かったです。


子どもって素直じゃないですか…
(というか、知れる範囲が狭いから親の影響が大きい)
私もそのうちの1人だったので、それを信じて疑わず、
高校生まで生きてきました。



進学を考える時に、

・大学で学ぶことが直接仕事に繋がること。
(=専門系の学科を指す)

・県内の大学であること。
(理由は私が女の子なので、近くに置いておきたかったらしい。結構昭和チックな理由。)

が条件として挙げられ、
私の住んでいる県は都会ではなく、かつ文系であるため、
必然的に選択肢は教育系か看護に絞られました。

自分が先生になるというイメージは湧かず…
かと言って、看護師に自分がなっているイメージも湧かず…。

とっても迷いました。
どうしたら良いんだろう、と。

幼稚園・小学生の時には、母の働く姿を見て、
「幼稚園の先生になりたい!!」
と強く思っていました。
ですが、その後実際に働く母から現実を聞かされ、
断念。

その後、ずっとどうしたら良いのか迷い続け、
高校の間に将来について考えるという約束を両親としましたが、決まりきらず。
ぶつかることも多かったです。

本当に進学について考えないといけない高3の時期にも決まらず、特に母とは毎日のようにぶつかり、ケンカを繰り返してました。

最後の最後で、
「結局、どうするん?看護か教育か。」
と言われ、
看護を選択しました。


その後、受験をして今に至ります。


こんな感じで、私が現在に至るまでには両親
(現在看護に進学した経緯には特に母)
が関係しています。
今まで育ててきてもらったので、
それは当たり前のことだと思います。



問題はこの先。


上記の内容で分かるように、
一から自分で選ぶという機会が少ないこと。

選択肢が狭い中での選択はしてきましたが、
とても広い幅の中からそれができているのか?
と言われるとそうではありません。


なので、自分で決定したことも、
どこか人任せのような感じ。
ちょっとふわっとしているような、他人事のような。


高校生ぐらいまでならそれでも良いのですが、
さすがにこの年齢になると流石にそのままだといけない。


それが私の中での克服すべきことだと
前々から気づいていたので、
「他人は結局、責任を負ってくれない。」
という言葉は深く刺さりました。



また、
「自分で選択することで周りも不幸にならない」
という考えは、私の中ではない発想で…


人が言ったことやその考えに乗っかることは
至って簡単。
周りに流されて行動することも、決定することも、
自分で考えて動くより圧倒的に楽だし、労力が少なくて済む。
しかも、何かあるとその人のせいだったり、
他者を言い訳として、言い逃れすることができる。

そんなことを再認識しました。

実際、コロナ禍を経験して、
サークルの方法だったり、日常の過ごし方だったり、
以前とは違う方法を求められることが多くなり、
一から自分たちで考えていかなければいけないことが多くなり、それを考え、行動に移すことは、
とても難しく、労力が必要で、行動に移すことが大変だったと実感しています。


人を巻き込んで、その人のせいにするということは、
その人も不幸にしてしまう。

いかに今まで、自分の保身をして生きてきたか痛感しました。


今後生きていく上で、沢山の選択をする機会があると思います。
日常の中の小さな選択だったり、
人生を大きく変える選択だったり。

そんな時に、自分で選択、決定するということが
いかに大切で、今後生きていく上で必要な力になってくるのかをお話を聞いて考えるきっかけになりました。


人生の中で大きな選択をする時に、
自分が後悔しない選択ができるように、
まずは日々の小さな選択を自分の意思をもって決定していけるように、
意識してやっていきたいと思います。



ここまで色々書いてきましたが、
書いたからと言って、即実行できるのかと言われれば、
そうではないのかなと思います。

少なくとも21年間そんな感じで生きてきて、
一気に変えるのは難しい…


私自身の意見として、
周りに合わせることも重要だと思うし、
人の意見や考えに乗っかっること、感化されることも大切だと思います🙆🏻‍♀️
(人と円滑にコミュニケーションを行う上で、意見や考えに対して同意してもらえると心の距離が縮まる!)


ただ、それを自分の意思でそのように決定したと捉えて、
人のせいにしないことが大切なのかな、と思います。


これを書きながら、
自分の行動や発言にしっかりと責任を持ち、
生きていけるように頑張っていきたいなと思ったので、
それも書いときます✊


今回もここまで読んでくださり、ありがとうございました!
誰かの新しい行動をするときの後押しになれたら
嬉しいです😊


ps.
今回の中で母との仲があまり良くないように写っているかもしれませんが、めちゃめちゃ仲良しです✌︎
すごくパワフルで元気なタイプで、面白い人なので、
またいつか、母に焦点を当ててお話する回も作りたいと思います。


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