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webこけ鉄倶楽部 第4号(2018/06/24)

全国のこけ鉄フォロワーの皆様、こんにちは。
全国的に梅雨ど真ん中な今日この頃ですが、沖縄はそろそろ梅雨明けでしょうか。本格的な夏まであと少しです。
ところで紙版の「こけ鉄倶楽部」は、第6号を迎えて、紙面リニューアルしました!これまではハガキサイズの片面と、かなり控え目なフリペだったのですが、今号からはA5版見開き4ページに大幅?拡大。新しく連載もはじめまして、なんとなくフリーペーパーらしくなってきています(笑)。
ちなみに新連載は、こけ子マネージャーによる「こけコラム」。こちらは紙版限定ですので、読みたい方はぜひ、紙版をゲットしてください。今のところ、紙版のこけ鉄倶楽部は、京都市内でしか手に入りませんので、レアな京都みやげとして手に入れるもよろし、ですね!
今回のwebこけ鉄倶楽部も、紙版と連動して、紙版には載ってない内容も含めて、お届けしていきたいと思います!

★こけし鉄道を彩るこけしたち

 こけし鉄道沿線を彩る様々な「こけし」。沿線である古芥子町は、こけしの一大産地であるとともに、日本全国のこけしが集結しており、様々な系統のこけしを観ることができます。
 鉄道風景にさりげなくこけしが紛れ込む風景はどこかシュールですが、なんとなくクセになりませんか?
 今回は、その中から一部をご紹介したいと思います。こけしの種類を知って、こけし鉄道ウォッチングをさらに楽しみましょう!


●キナキナ

 タレ目とおちょぼ口が印象的なこのこけし、首の部分がクルクルと回る仕掛けになっています。南部系の工人によって作られるこけしで、キナキナとは、頭部が揺れる様子の擬態語なんだそうです。
 本来は、幼児のおしゃぶりとして作られたもので、元は白木のシンプルなものだったそう。
 古芥子町では、ちょっと異彩を放つこけしの一つで、様々なシーンでさりげなく写り込むこけしでもあります。

●鳴子こけし

 こちらは宮城県鳴子地方のこけしで、スタンダードなこけしでもあります。社長自ら鎌倉に出向き、こけし専門店のコケーシカ鎌倉にて購入したもの。ほどよい大きさと機動性で、写真のこけし観音はじめ、古芥子町のいたる場所で出現しています。

●安産こけし

 ひときわ個性的なこちらは紙粘土による手作りのこけし。
 弊社マネージャーの安産を祈願して、マネージャーも大変お世話になった世界文庫アカデミーの有志の皆さんからいただいたもの。
 おかげさまで若社長も無事誕生し、古芥子町のランドマークとして、こけし峡付近で町民を見守るべく鎮座しています。
 最近は、安産祈願にご利益があるということで、これを拝むためにこけし鉄道に乗車するカップルも増えているとの話。

●ガチャのこけし

 アウトローなこけしが続いて大変恐縮です。
 こちらは博多駅のガチャで入手したこけし。こけし観音に鎮座するこのこけしは、弥次郎系と言われ、宮城県白石市がふるさと。頭頂部のベレー帽が特徴。かなり頭でっかちなこけしですが、どことなく可愛げも感じられます。

【こけしに興味あるあなたにこの一冊】


「こけし 伝統こけしのデザイン」
(青幻舎 MOGURA BOOKS   1,600円+税)

 全国各地のこけしのデザインがカラーでわかりやすく解説された、こけし入門には最適と思われる一冊です。
 主に東北地方の郷土玩具や温泉土産として工人達によって生産されたこけし。いわゆる伝統こけしのみでも、なんと11の系統があるというから驚きです。地方地方によって微妙にデザインが異なる様相は、さながら方言や民謡の世界のよう。多様性に富んだ文化の香りを感じずにいられないのは社長の妄想でしょうか。
 興味のある方はこれを片手にこけし鉄道をチェック、という、なんとも微妙な楽しみ方はいかがでしょう。(社長)


★夏至カレーナイトに出展!!

6/21(木)、夏至にちなんで開催された「夏至カレーナイト」に、「こけし企画」として参加してきました。1年で最も日の長い夏至に、今年前半を労い、今年後半もがんばっていきましょう、の願いを込めて、みんなでカレーを食べて楽しむこのイベント。こけし鉄道の広告主としてもすっかりおなじみですよね!?
 ステキでおしゃれな雑貨が並ぶ中、こけし鉄道からは、最新のこけ鉄倶楽部第6号を配布したほか、こけ鉄夫妻の古本コレクション市と、社長の音楽活動「hàmme」のCD直売もおこないました。
 古本市は、こけし企画の裏テーマでもあります「こけしと鉄道と音楽と」に合わせたもの。とはいえ微妙にマニアックで一見わかりにくい選書で、通りすがりのセンス良さげで意識高そうな方からの「ところでこのコーナーのコンセプトってなんですか?」という刺激的な質問に、そりゃそう聞くよねーと、微妙な笑顔を浮かべながら応対していた社長です。なにはともあれ初めてのこんな出展。とっても勉強にもなりました。
 マニアックな選書に反応して、お持ち帰りいただいたりいろいろ情報を教えていただいたり、ある意味この日のメイン目的でもありましたCD直売もおかげさまで順調でした。素敵な出会いもあり、やっぱりイベントは参加するに限りますね。
 ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!
 次は、こけし鉄道色がもう少し出るように社員一同適当にがんばります。


●フリーペーパーの「こけ鉄倶楽部」もあわせてどうぞ● 
「こけ鉄倶楽部」第6号、こちらに合わせて配布しようと思っていたのですが、実はまだ間に合っておらず(汗)、ひとまずこちらを先に発行しました。
 配布しましたらtwitterでお知らせしますので、そこのところよろしくお願いします。
若社長育成に勤しむこけ鉄一家。なのになのに無謀にも紙面を大幅拡大!
まあ、適当なペースでゆるりと発行していきますので、そのノリでお付き合いいただければ幸いです。発行の告知はtwitterでおしらせします。
フリーペーパー設置いただける店舗&スペースも募っております。「こけし鉄道twitter」のDMからお問い合わせください。
最新の「こけ鉄倶楽部」配架場所
 ・マヤルカ古書店(京都市左京区)
 ・恵文社一乗寺店(京都市左京区)

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