木蔭の会(千葉県八街市で活動する性被害の自助グループです)

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木蔭の会(千葉県八街市で活動する性被害の自助グループです)

https://tree-shade.jimdosite.com/ 「私」を無視された性被害のあとで 生きづらさを抱えた仲間が集います。 「話す」「聞く」「顔を合わせる」 それだけの場ですが、そこには わかりあえる人たちとわかりあうことの 大切さがあります。

最近の記事

令和6年度(2024年~)の木蔭の会

木蔭の会(千葉県八街市で活動する性被害の自助グループです) 【日時】木曜日 2024年 4月18日、5月16日、6月20日、7月18日、8月15日、9月19日、10月17日、11月21日、12月19日 2025年 1月16日、2月20日、※3月13日 ※3月13日のみ第2木曜日になります。 【時間】14:00〜15:30 【対象】 ・性被害による辛さや悩みを抱えている方 ・グループでの話し合いに参加できる方 〇被害の内容については無理に話さなくて大丈夫です〇 今

    • 望まない妊娠をした時

      望まない妊娠をした時 性暴力、性風俗、レイプ、虐待、不倫、中学生の妊娠、高校生の妊娠 もしも望まない妊娠、予期せぬ妊娠をして 堕胎せずに産むことになっても あなたは赤ちゃんを殺さないで これ以上、苦しまないでください。 赤ちゃんを養子として迎えたい 夫婦や家族がいます。 どんな理由で誕生しようとも どんな過去を背負って産まれようとも 赤ちゃんの全てを受け入れる覚悟で 育てたいと思っている人たちがいます。 赤ちゃんは不幸ではないのです。 養子を願う人を笑顔にするのです。

      • 令和5年度の木蔭の会

        【日時】木曜日 4月20日、5月18日、6月15日、7月20日、8月17日、9月21日、10月19日、11月16日、12月21日、1月18日、2月15日、3月14日 【時間】14:00〜15:30 【対象】 ・性に関する辛さや悩みを抱えている方 ・グループでの話し合いに参加できる方 ※性別・性自認・セクシャリティーにご心配のある方はメールにてご相談ください。 ※男性の方はメールにてご相談ください。 ※ご家族の付き添いやご相談も可能です。 ※ご心配な点やご不安な点は事前

        • 性被害を人に話すのは怖いこと

          ピアサポート、自助グループへの参加はニックネームでご参加ください。 安心感を大切にしています。 性被害を人に話すとき 当事者同士の自助グループ、ピアサポートならではの安心感は 被害に遭ったことについて 変なことだと思われない 恥ずかしいことだと思われない あなたも悪かったんだと咎められない 可哀想な人だと同情されない どんなことも驚かれない 考えを押し付けられない そういう安心感があると思います。 木蔭の会で話すことってどんなこと? 話すことの辛い具

          性被害、性暴力、社会問題、歴史を知ることのできる作品

          私が性被害、性暴力、社会問題、歴史を理解するために出会った作品を紹介します。 ◇本 ・『性犯罪被害にあうということ』『性犯罪被害とたたかうということ』小林美佳さんの性被害の手記。 ・『よわむし』性被害の後の身体的、精神的症状がとても伝わる本。人間の欲とは?犯人の理由を知りたくて、自分が被害にあった理由を知りたくてAV女優になる。表現することで失われた自分の存在を知らしめる……現在はアーティストの大塚咲さんの手記。 ・『13歳「私」をなくした私』性被害の後の具体的な傾向

          性被害、性暴力、社会問題、歴史を知ることのできる作品

          答え合わせ

          性被害、性暴力、DV被害など 当事者の集まりの自助グループ 「ピアサポート木蔭」をはじめて1年が経ちました。 時折、新しい参加者の方も来てくれています。 少人数で集まることが多いので、お互い自由に話しています。 被害にあった時、親に相談できなかったこと。 加害者に謝罪させたい思い。 その後の生きづらさ。 抑圧して抱えていると、心身に症状が出てくること。 同じような経験や、感情を持って生きてきた人たちとの対話は、 共感や発見が多く なんだか答え合わせをして

          福祉との連携

          「死にたい」と言う相談を受けることがあります。 「死にたい」と言う言葉でしか表現できない苦しさだと理解します。 「どうせ、他人事なのでしょう」と攻撃されることもあります。 警察や家族に相談して、誰も味方になってくれなかった傷が攻撃的にしているのだなと理解します。 性被害、いじめ、虐待、いろいろな苦しみで 身体的な症状が出てしまい、働けなくて経済的に困窮している 感情が辛くて死にたいと思っている人がどこかにいるのなら、 一度、うちにご飯を食べに来て欲しいと思います

          性被害後の症状

          性被害の自助グループ ピアサポート木蔭の会は少しずつ参加されるメンバーも増えて 今日は身体症状(てんかん発作やパニック)などの話もしました。   被害の内容や、状況は人それぞれであり 回復の仕方も人それぞれですが 身体的な症状や、精神的な症状は共有する部分が多いです。 私が一番しんどかったのは離人症の症状でした。 自分の手を見ても、自分の体と感じないのです。 一体自分は生きているのか? 私は何をしているのか? この感覚は治らないのだろうか? レジでの支

          かにた婦人の村を訪ねて

          人生の先輩にお会いしてきました。日本で唯一の長期婦人保護施設である「かにた婦人の村」が千葉県の館山にあると知ったのはNHKの番組でのこと。 私は農業をはじめる前に知的と精神の障がい福祉の仕事を六年間していました。番組でプロテスタントの奉仕女として生きる天羽道子さんのお姿を拝見した時、ぜひお会いしたいと思ったのです。 『行き場のない女性たちのシェルターとして半世紀以上の歴史を持つ。住んでいる女性の多くが軽度の知的障害など障害を持ち、また性被害や虐待の当事者』創設者の深津文雄牧師

          第1回目の木蔭の会

          参加者は私、一緒に活動している友達、会場を紹介してくださった市議さん、八街市障害福祉課の社会福祉士の方4名でした。 私は自分の話をするときに、「被害とは言えないかもしれませんが」とか 「被害かどうかは解らないのですが」と言う言い方をしていました。 振り返って、私はまだまだ被害と認められないところがあると気が付きました。 10代後半で、心の引っ掛かりについてうすうす気が付いてはいましたが、 父とのことを、ずっと「私はあんなことで傷つかない」「大したことじゃない」 と思って、

          自己紹介

          生きているのか死んでいるのかわからなかった10代後半、他者から大切にされなかった私を自分でも大切になんてできませんでした。 とても心細いのに、誰をどうやって好きになっていいのかわからない。 心も体も開けない私。それゆえ誰からも必要とされていないと感じる私。 こんなことで人生につまずいている自分が嫌いで、どうしてこうなったのか解らないまま、何かを克服しようともがいていました。 低い自尊心をなんとかしたいと思い、20代の時にセクシャルマイノリティのグループに参加しました。

          性のことを語れる場所

          ピアサポート木蔭では性被害のことはもちろん その後の生きづらさ…… 性に対する嫌悪感があること 性自認やセクシャリティが混乱していること 普通の恋愛やセックスができないこと セックス依存や恋愛依存のこと セックスワークから抜け出せないことなど 話すことができます。 性の問題は語りにくいものですが、安心できる場所と当事者メンバーの中で、過去のことでも、今の気持ちでも、話したいことを自分のペースで語ってください。 具体的な出来事は話さなくても、考えていることや疑問に思っているこ

          トラウマによる心身の症状

          性被害のトラウマによる心身の症状は自分自身への信頼を失う辛さを伴います。 原因不明の身体の痛み、無気力、不眠、悪夢、フラッシュバック、幻覚や幻聴、フリーズ、感情爆発、アディクション トラウマの再演(自ら同じ状況を作り乗り越えようとすることや、されたことをしてしまう加害行為など) 解離(離人感・記憶喪失・複数のパーソナリティーをもつなど) 自傷、摂食障害、薬物依存、恋愛依存、セックス依存 ピアサポート木蔭の会ではなかなか理解されにくい、無意識による心身への影響について

          千葉県八街市で性被害の自助グループをはじめました。

          はじめまして ピアサポート木蔭です。   性のこと×つらさ×当事者 の自助グループをはじめました。 眩しすぎる日差しや、冷たい雨や、激しい風をよけ、木蔭で一緒に休みませんか? 「私」を無視された性被害のあとで 生きづらさを抱えた仲間が集います。 「話す」「聞く」「顔を合わせる」 それだけの場ですが、そこには わかりあえる人たちとわかりあうことの 大切さがあります。 性暴力とは 性的虐待、強制性交や強制わいせつ、パートナーからの強要、デートDV、性的ないじめ、セクシャル

          千葉県八街市で性被害の自助グループをはじめました。