承認欲求
七作目のタイトルは、承認欲求。
センター森田で、新しく三期生が選抜入りを果たし、櫻坂46に新たなる形が完成した。今回は、曲の感想の前に、「承認欲求」の選抜フォーメーションの感想を先に述べたいと思う。それではいこう。
▷選抜フォーメーション
前作「Start Over」は櫻坂46の一、二期生全員が選抜され、自分が一位二位を争うくらい良い曲であり、皆が幸せそうな曲であった。
だが、今回から、選抜が始まり、競争が再び始まった。
三期生は、正直全員強いし、完璧な布陣だ。二期生も、大沼・幸阪・井上といった選抜落ちするメンバーも、今回は入る可能性も十分あった。
それを考慮した「承認欲求」の選抜を観ていく。
まず三列目。
三列目に、三期生の村井と中嶋が初選抜。中嶋は、「そこ曲がったら櫻坂」での運動神経で100点のパフォーマンスで視聴者の記憶を残し、バラエティーに対する面白さをきちんと返せることから、選ばれたと考える。
また、三期生の会話スタートは大体彼女スタートで発言しており、能動的な姿勢も見え、視聴者やファンを楽しませている。又、前作の「Anthem Time」のセンターを務めており、三列目に入るのは妥当である。
そして、村井はダンスが非常に上手く、三期生の「Dead End」ではセンター「夏の近道」の間曲では、山下瞳月と一緒に踊るくらいダンスの実力は高い。また、自身もオールラウンダーと称するくらい運動神経も良く、体力テストでは好成績を出していた。そして、無感情の顔からでるひょっこりの笑顔は自分は良く幸せを頂いている。本当にありがとうございます。
こちらも妥当。
そして、今年卒業発表をした土生先生も三列目に入っており、自分は二列目でも良かったのだが、選抜をされていて一安心。
残りの増本、小池、松田、武本は安定の選抜入り。こちらも納得。
だが、ここで納得できない部分が多々ある。それは、井上・幸阪・大沼だ。
正直この三人は入ると思っていた、井上は確実に。
井上は、ラジオとサクラミーツでテレビにも積極的に出演していたが、今回は選抜落ち。大沼もラヴィットの活躍ぶりから入ると思っていたし、「そこ曲がったら櫻坂」は毎回ホームラン級の笑いを飛ばすが選抜落ち。幸阪は、「Start Over」での毎回のカメラ独占と儚さに隠れた味わいを出すのが上手いですが、今回は選抜落ち。彼女等の何がダメで選抜に落ちたのでしょうか。
少し僕には理解が出来ません。
また、三期生は惜しくもは入れなかったけど、今後期待できそうな人は何人もいるので(石森、エンリコ、純葉)、この三列目は競争率が高いと予想します。
続いて二列目。
二列目は、完璧な布陣です。こちらは文句の付け所がありません。
三列目から、二列目に入るにはここのメンバーをぶち抜く必要があるので、ここは競争率は低めですが、この中の誰かが卒業すれば、三列目から入ってくる可能性はありそうですが、今の所は全くないですね。
最後の一列目です。
一列目は何と三人!!!少なすぎますよ。。
ここの一列目が、五、六人だったら二、三列目に新規が入れたのに何故わざわざ三人にする理由があるのでしょうか?僕には理解できません。
三期生の谷口と山下は今後櫻坂を担う重要な人物になると誰もが感じていると思うので、順当だと思います。
谷口は、まず顔が可愛いと低身長で、バラエティーにも積極的に発言をするし、弟の溺愛で更なるファンを増やしたと思います。不思議さは無いのですが、何か抜けている所があり、そこも魅力だと思います。エンリコとの掛け合いは非常に面白いです。
山下は、村井と同じで非常にダンスが上手く、数々のセンターを飾っています。そんな彼女ですが、ダンス以外の運動神経は非常に悪く、棒高跳びでのジャンプの出来なさや鈍臭い所が良く見えますが、ファンはそれが愛おしいのです。また、笑う時、手を押える仕草が中々可愛いです。
多分次のシングルではセンターを三期生が飾ると思うので、それの準備運動でもあり、この曲で知らない人にも認知をしてもらおうと選抜されたと思います。しかし、三人でのフロントは強気ではありますが、そこまで三人で絞ってまで行く姿勢は変えた方が良いと自分は思うのですが。。。
▷「承認欲求」の感想
今回は承認欲求がテーマということで、SNS上での自分がどう思われているかを描いた曲になっています。正直に言います、僕はこの曲は刺さらなかった。嫌、サビは刺さるが、うーんって感じでした。
まず、SNSの自分自身を見て欲しいという軸があると思うのですが、櫻坂46はそんなにSNSの反応が気になるのでしょうか。そんなにテレビで話しているイメージが無いので、そこに違和感を持ってしまいました。
そして、自分自身がSNSで見て欲しいという承認欲求が現在低くなりつつあるので、刺さらないことが挙げられます。SNSの印象が気になる人は刺さりますが、僕には全く刺さらないし、自分自身だろという歌詞があるのですが、そらそうだろうという言葉だけ残りました。
この曲は、SNSをやって、自己承認欲求が高く、沢山の人からメッセージやコメントが届くといったSNS化け物には共感を得ますが、僕みたいなSNSは趣味範囲で投稿するけど、そんなに人気は欲しくない人にとっては、フーンって感じの曲でした。
それを踏まえた上で、「Start Over」での、森田ひかるの初の眼鏡姿は、櫻坂ファンを喜ばしましたが、今回の曲では眼鏡を壊しているので、眼鏡が無い森田ひかるが本来の姿であり、承認欲求には屈しない姿勢だと思います。
後、歌詞がだらけすぎていて、リズムで良い曲と思う人はいますが、歌詞を観ているとリズムに合わしたしょうもない言葉ばかりで、落胆しました。
ラップパートや間に入れる盛り上げるコールのような歌詞も何にも刺さらないし、何でこの言葉にしたのが疑問だけが残ります。聖徳太子は意味が分からなかった。。
最後に、MVで良かったシーンを挙げて終わりましょう。
谷口の顔の表情凄かったですね。。
「静寂の暴力」でもそうでしたが、顔の表情では小林と同じ位群抜いています。次のセンターは谷口かなぁ。。。「夏の近道」も良いし。
また、二曲目の藤吉と天ちゃんのコラボも良かったです。
こちらも、二人のセンターを見てみたい気持ちが強くなりました。良いですね。。バラエティーでは全く違う雰囲気なのに、MVになると同じ雰囲気になるの凄いや。。
でも、今回小林が走り去っていくのが謎でした。
この後のダンスには小林は参加しておらず、何かに逃げるのではなく、何かを追いかけていくような感じであり、何を追っていたのでしょうか。
承認欲求では無いでしょうね。。
映画では、絵画が並んで対話する時は、結構重要な話をするのでここのシーンは重要なメッセージを残していると思いますが、そのメッセージは承認欲求よりも大きな欲求を追うことか、毎回センターの前に現れるので、次のセンターに会いに行くのではないかと思います、何かメッセージを残すために
小池がピンクに櫻色になってる。金髪も似合ってたが、ピンクも似合う。
でも、中嶋はこういう表情も出来るのか。。きりっとした表情はあまり見たことが無かったので、驚きました。
ダンスは皆さん上手いですね。三期生も上手くついてきており、合宿の時とは大違いですね。今回も良かった。。
▷まとめ
歌詞は、全く刺さらないけど、MVは好きな所はあるが、前作よりは微妙。何かを考えるMVであれば、良かったのですがね。。。
そして、次回の選抜は大きく変わって欲しい希望と狭いメッセージよりも幅広いメッセージが欲しいです。承認欲求は少し狭いので、人が生きるもしくはアイドルとして生きる苦悩系が欲しいですね。。
欅坂46の味を少し味わえる感じが僕は欲しいのかもしれませんね。。
読んで頂きありがとうございました。櫻坂46は今でも大好きです。
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