見出し画像

iDECO(個人型確定拠出年金)最小運用について

こんにちは。ご無沙汰しております。

勤め人をしていると、義務で加入しなければならない401K。
通称「企業型確定拠出年金(401K)」という、退職金の一部を使って自分で年金として積み立てなさいよ、というシステムです。
(若干の語弊があるかもしれませんが、ご容赦ください)
私はこれが嫌いでした。
少なくてもいいから、会社で退職金を積み立ててほしかった。
401K(とここでは呼びます)の嫌いな点は、株の自己投資みたいなものであることです。
会社が用意した株商品を自分で選んで運用する、というものです。
今流行りの株ですね。
「株は素人がやるものではない」というのがモットーな私は、もちろん株なんてこれっぽっちもわかりません。
そんなど素人に、限られた商品を強制的に選んで自己責任と称して運用させられる。
口では「うまくいけば儲かります(=うまくいけばね)」というわけです。
しかも、私がいた会社の商品には基本中の基本である
「元本保証型(ローリスクローリターン)」がなかった。
3~4商品位に分散して最低積立額で始めるくらいしか自衛手段がありませんでした。

結果どうだったか。
毎年惨敗でした。
一部の商品は利息がそこそこつくのですが、他の商品でプラス分を上回るマイナスが付く、の繰り返し。
商品を変えても(これは悪手らしい)
結局、最少額積立ですが毎年元本割れです。
毎年数千円のマイナスですよ。これを定年まで続けろと?
元本割れしない、ただの貯金がしたい!!!
毎年そう思っておりました。

転機は今回の退職です。
転職先に企業型確定拠出年金がない、または派遣社員や契約社員、アルバイト、フリーランスになった場合は、自分でiDECO(個人型確定拠出年金)に加入しないといけないのです。
それは、何某かの「確定拠出年金」に加入するという義務があるからです。
新NISAやiDECOは今注目の的で人気ですが、それも裏では運用がうまくいっていない人はそれなりにいるのが現実です。
誰も言いませんが。
そして、私はこれからは自分で好きな信託銀行や元本保証型のある商品を持つ運営機関を選択できる自由を手に入れました!
仕事辞めてよかった!

しかも、iDECO加入は義務ですが、株を少しでも運用したくない人にとっては耳寄りな情報が…。

なにも、これからもiDECOでさらに積み立てる必要はないのです。
今まで401Kで積み立てた分だけで運用することも可能である、とカスタマーセンターの方から聞いてびっくりしました。
確定拠出年金をすることは国民の義務になりましたが、一度それで積み立てた分があれば、それをそのまま運用する形で新たにiDECOでもよく、新たに積み立てなくてもOKというのです。

時代と逆行しているような内容ですが、私にはそれで充分。
株で将来のお金を用意する気はないのですから。
iDECOにしろ、新NISAにしろ、税金の免除があるだけで、現金化する際や
月額手数料を幾らかとられるのですから、その分の費用を上回る儲け
(利息)の運用ができなければ、結果元本割れです。

一番簡単な錬金術は、無駄遣いをしない事。
¥1,000の儲けを四苦八苦するより、¥1,000の無駄遣いをしない方がよほど簡単ではないですか…。

なので、これから仕事を辞める50歳以上の皆さん。
お金を貯める方法をよーく考えていきましょう。
金利変動が激しい分、余計私は怖くて株はできません。

とはいえiDECOの公式サイトにいくと、いろんな融資先や商品を確認できますので、自分好みの融資先を探してみてくださいね。

手数料や解約時手数料など、結構いろいろ閲覧できます。
個人的には信託銀行系が無難ではないかと思っています。
大人気の証券会社もなかなか良い商品がそろっていますが、カスタマーセンターの人も忙しいみたいで、電話するなら午前中がお勧めです。午後は繋がりにくいですし、繋がっても担当の方が相当お疲れの様子が声で分かりました…。
私のようなど素人相手では知識不足なので、話にならなかったのでしょう。
一杯専門用語を並べられましたが、私も負けじと食いついて説明してもらいましてさらにうんざりさせてしまいました…。ごめんなさい。

退職から6か月以内に加入すればいいのですが、6か月なんてあっという間ですから、早く資料を集めておくと良いですね。
また、WEBで手続きはできますが、カスタマーセンターでどんな方法があるか色々聞けるのはとても勉強になるので、まずは電話で聞いてみることをお勧めします。
私ももう2か月過ぎてしまったので、今月末を自分締め切りとして元手運用のみの加入手続きします!

あまり人は教えてくれない、確定拠出年金の実際の一部でした。
お役に立てるかわかりませんが…。
私は本当にど素人なので、間違っているところがありましたら申し訳ありません。
将来のお金、大事にちまちま貯めていきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?