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28歳、つらいと噂の胃カメラを人生で初めて経験した感想は?

この1ヶ月間ずっと胃の調子が悪く、ヒリヒリと痛んだり、もたれたりしていました。市販の胃薬を飲んだものの、一時的に良くなるだけで根本的な解決にはならなかったため病院に行くことに。

以前も胃の痛みに薬が効かずに病院に行ったことがあったので、今回もそのときと同様「薬をだされて終わりかな?」と思っていました。しかし今回は身体に胃カメラを入れて検査をすることになりました。せっかくなので同じような症状を抱えている方、胃カメラを受けようか悩んでいる方に向けて検査の流れ、検査を受けた感想を残しておきます。

胃カメラの流れ

検査前日

検査の前日は21時までに食事を済ませること、それ以降はジュースも禁止、お茶か水にするようにとの指示がありました。

検査当日の準備

検査室に通されると、まず胃の中の泡を消す薬を飲むようにと言われました。薬は甘く、飲みやすかったです。

その後は部分麻酔をかけてから検査を受けることに。胃カメラは鼻と口から入れることができ、鼻から入れた方が気持ち悪くなりにくくて楽だと聞いていたので、鼻からカメラを入れる予定でした。しかし、なぜか鼻に麻酔がかからなかったため、麻酔をかけた上で口からカメラを入れることになりました。

麻酔をかけられた後は、喉がしびれているような変な感覚を覚えたことが印象に残っています。

胃カメラによる検査

次はいよいよ恐怖の胃カメラによる検査です。口にマウスピースをはめられ、その間からカメラが入ってきます。麻酔のおかげで痛みもなく、思ったよりもつらくなかったですが、ときどき「おえっ」となったり、お腹が苦しい感覚があったりしました。

カメラが奥の方まで入ってから胃の動きを抑制させるミントの薬をまかれ、胃が少しピリピリする感覚が。先生は「なるほどね~」と言いながらじっくり胃の中を観察していました。

「検査は5分くらいで終わりますよ」と言われましたが、体感的には10分くらいでした。

検査結果

検査後は以前の血液検査や先ほどの胃カメラで確認した胃の様子についてのお話を聞きました。血液検査にはまったく問題はなかったのですが、胃カメラでわかったことは胃酸が逆流し、その胃液が食道を傷つけ炎症を起こしていたことでした。つまり逆流性食道炎です。

逆流性食道炎は食道と胃の接続部分が広がり、胃酸が逆流してしまう現象だそうです。加齢によって起こることが多いそうで「まだ20代ですよね?」と驚かれました。

そのほかの原因としては、食生活の乱れやストレスも考えられるそう。私はお酒も飲まないし、揚げ物もめったに食べないのに逆流性胃炎とは悲しいです。

家で仕事をしているため、お腹が空いていないのに手持ち無沙汰でなんとなく食べてしまうこと、外になかなか出る機会がなくストレスがたまっていたことも原因かもしれません。

胃酸の量を減らして胃を傷めないようにするのが大切だということで、胃酸を抑える薬が処方されました。

検査費用

胃カメラの金額についてはどのくらいになるかまったく予想していなかったので、会計の際は少し驚きました。金額は8,220円。検査となるとそれくらいが普通なのだとは思いますが、痛い出費ですね。

まとめ

初めての胃カメラは身体に機械が入っていく感覚が気持ち悪かったので、できればもう受けたくないです。でも思ったよりは苦しくなかったですし、原因がわかって安心しました。

検査を受けて症状に合った薬をもらえたので、胃もたれや胃痛も改善。臨時出費は痛かったですが、大きな病気を見過ごして後で莫大な入院費用がかかるよりは断然安いです。

もし胃に不調を抱えて不安に思っている方がいらっしゃったら、まずは胃カメラを受けて原因をはっきりさせることをオススメします。不安な点があったら、事前に病院の先生に相談すると安心して受けることができそうですね。


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