成長は、散歩できるようなること。
あんまり気持ちがいい天気なので、作業もそこそこに下北沢を散歩した。コーヒースタンドでカフェラテをテイクアウトして、ぷらぷら。世田谷代田の駅前からは遠くに富士山も見える。少し風が肌ざむいのも、なんだか気持ちがいい。
目の前に予定してた作業、窓の外に澄んだ空があるとき、以前の僕であれば、「とはいえ、やらねば」と作業してた気がする。が、今ではうしろめたさなく作業よりも散歩をとれるようになった。冗談で言っていた「散歩の合間に仕事をするライフスタイル」が、あながち冗談ではなくなってきてる。うん、いい感じだ。
ここさいきん、「やらねば」を手放すことができてきた気がする。作業せねば、勉強せねば、運動せねば早起きせねばフォロワー増やさねば、etc。ちょっと前までとらわれていたそれらを、ちょっとずつ手放していった。なにしろ、「やらねば」で始めたことは続いたためしがない。
「やらねば」は自分で選択しているようで、どこか基準が他人とか世の中にあって、気づかないうちにストレスになってしまう。
いまの僕にとって「成長」とは、原稿をはやく書けることやプレゼンがうまくなることより、のびのびと散歩できるようになることだなぁ、と、カフェラテをすすりながら思うのだった。
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