ぜんぶ気圧のせいだ
朝起きたときから嫌な予感がした。
だめだ、今日はポンコツな日だ。頭がぼーっとするし身体もだるい。
起きたらすぐお湯を沸かして、ハーブティーを飲むことを習慣にしていたけど、ベッドから1メートルのケトルまでいくのがおっくうだ。むり。
休日が終わってしまったからなのか、人間関係がうまくいってないからなのか。ポンコツな日の原因は、多分いろいろある。排水溝をつまらせる髪の毛みたいに、一つひとつは瑣末なことがらがこんがらがって、なんだか気持ちわるい黒いかたまりになって、腹の奥にある感じだ。
そういうときは、ぜんぶ気圧のせいにしてみる。
あぁ、起きれない自分だめだなぁと自分を責めたり、あいつなんなんだと誰かを責めたり、自分にせよ誰かにせよ責めることって結構エネルギーがいる。
だから、ぜんぶ気圧のせいにしてみる。
そのほうが「仕方ないよねぇ」と、なんか納得できる。
「気圧のせいにするなんて」って人もいるかもしれないけど、気圧という存在に対して何の義理も共感も愛着もないので、「ぜんぶ気圧のせいだ」にしたほうが、楽なのだ。
つまり、僕が仕事が進んでないのも、メールが滞ってるのも、ぜんぶ気圧のせいなのですよ。(ごめんなさい、やります)
サポートがきましたって通知、ドキドキします。