株退場しました。


タイトルの通り、株退場しました。

まず最初にお話ししなきゃいけないのですが、私は海外口座で日本株をやっておりますので、皆さんの口座とはシステムが違います。

ですので参考にならないと思いますが、私の体験として聞いてください。

私の口座はゼロカットで、しかも最近Pro口座に変更しましたので、余力がゼロになった時点で強制ゼロカットになり、株口座に入れていたお金が消えるシステムです。

なので余力だけはくれぐれも気をつけるようにと言われていたし、このシステムのせいで多くの人が失敗しているとも聞いていました。

私はここ1ヶ月ほどスクリーンという半導体銘柄で大きな含み損を食らっていました。含み損は320万円から150万円の間を行ったり来たりしていた状態でした。

この頃は日経先物とDisco、ルネサス、東京エレクトロニクス、レーザーテック等の半導体の会社でデイトレをしつつスクリーンの復活を願う日々でした。

その日私はスクリーン、レーザーテックを1000株以上持ち越していました。日経もロングで入っていました。私の口座は200倍までのレバレッジがかけられますので、少額でこのような大きなポジションを持つことができます。

余力には気をつけていましたが、夜間に日経が大幅下落、寄り前の気配でレーザーテックは1000円安くらいで始まる感じでした。スクリーンも大きく下げて始まりそうで、計算すると寄りで余力がなくなりゼロカットが発動するのは避けられそうもありませんでした。

資金のほとんどをこの口座に入れていましたので、無職の私はこの口座の資金を全て失うと大変なことになります。一度は3200万円まで増やした口座資金ですが、この時で1200万円まで減っていました。

1200万円は大金です。それがゼロカットで一瞬で消えるのかと思うと変な汗と震えが止まりませんでした。

なんとか生き残ろうと日経ロングを損切りしましたが、指数は個別株よりも凄まじいレバがかかっているので余力は大して増えませんでした。

寄り前にできることはそれだけでした。個別株は相場が開かないと売買ができません。でも相場が開いたらゼロカット発動です。

いよいよ9時になり相場が開きました。

スクリーンのチャートがガクンと下がって始まりました。死ぬと思ったけど、レーザーテックには特売りが付いてすぐには寄りませんでした。とりあえずスクリーンを全て損切りしました。スクリーンの損切りで拘束されていた資金が解放されて余力がだいぶ増えました。そしてレーザーテックが寄り、さらにお金が減ったわけですが、先にスクリーンを損切りしていたので余力があり、ゼロカットは発動しませんでした。

もしスクリーンとレーザーテックが同時に寄っていたら間違いなくゼロカットが発動しましたが、レーザーテックがすぐに寄らなかったので奇跡的に口座には500万円が残りました。

手元の資金500万円。ここからどう立て直すのか焦らずに考えようと思います。


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